聖なるポプラから作られたホピ・カチーナ人形
ホピ・カチーナ人形展に行ってきました。
30年近く人形の世界で活躍なさっている渡辺純子さんが研究を続けている、ホピのカチーナ人形。
ギャラリーに入ると、木彫りの人形たちが迎えてくれました。
表情はユーモラスで、あったかくて、優しい色で、洋服も髪の毛も手作り。
一人一人とおしゃべりしたくなってしまいました。
ネイティブ・アメリカンたちが代々受け継いできた精霊たちが再現されています。
色は、植物から絞った染料やグランドキャニオンの土からつくった絵の具などが使われているそう。
樹木にも風にも大地にも光にも炎にも、すべてのものに精霊が宿ると信じている
ネイティブ・アメリカンの魂のようなものが人形にこめられています。
そうそう、ホピの人形はポプラの根っこから作られているのです。
ネイティブ・アメリカンたちがコットンウッドという名前で呼んでいる聖なる樹。
ヤナギ科ヤマナラシ属のポプラです。流木を拾ってきて作るそうです。
その樹木も触らせてもらいました。すごく軽くてびっくりしたの。
聖なる樹からつくられたホピのカチーナ人形をぜひ見に行ってみてください。
「ホピ・カチーナ人形展」
場所:ギャラリー悠玄
中央区銀座6-3-17 悠玄ビル(泰明小学校の前の小道を入ったところです)
tel 03-3572-2526
日時:2月9日(月)~2月15日(日)まで。11時~19時(最終日17時)
企画・主宰:カチン・マナス
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