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2009年2月

2009年2月12日 (木)

聖なるポプラから作られたホピ・カチーナ人形

ホピ・カチーナ人形展に行ってきました。

30年近く人形の世界で活躍なさっている渡辺純子さんが研究を続けている、ホピのカチーナ人形。

ギャラリーに入ると、木彫りの人形たちが迎えてくれました。

表情はユーモラスで、あったかくて、優しい色で、洋服も髪の毛も手作り。

一人一人とおしゃべりしたくなってしまいました。

ネイティブ・アメリカンたちが代々受け継いできた精霊たちが再現されています。

色は、植物から絞った染料やグランドキャニオンの土からつくった絵の具などが使われているそう。

樹木にも風にも大地にも光にも炎にも、すべてのものに精霊が宿ると信じている

ネイティブ・アメリカンの魂のようなものが人形にこめられています。

そうそう、ホピの人形はポプラの根っこから作られているのです。

ネイティブ・アメリカンたちがコットンウッドという名前で呼んでいる聖なる樹。

ヤナギ科ヤマナラシ属のポプラです。流木を拾ってきて作るそうです。

その樹木も触らせてもらいました。すごく軽くてびっくりしたの。

聖なる樹からつくられたホピのカチーナ人形をぜひ見に行ってみてください。Rimg14610902_2

 

「ホピ・カチーナ人形展」

場所:ギャラリー悠玄

中央区銀座6317 悠玄ビル(泰明小学校の前の小道を入ったところです)

tel 03-3572-2526

日時:29日(月)~2月15日(日)まで。11時~19時(最終日17時)

企画・主宰:カチン・マナス

http://katsinamanas.blog22.fc2.com/

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2009年2月10日 (火)

トネリコの月

どういうわけかブログが更新できなくなったので、新しいブログに移行しました。

ずっと読んでくださった方、突然アドレスが変わってしまって、ごめんなさい。

もうすでに、新しいケルトの月に入っています。

今月は第5の月。トネリコが司る一ヶ月です。

トネリコは、内なる世界と外側の世界とを結ぶ、宇宙樹。

北欧の神話学でも重要な樹木、ユッグドラシルとして神聖視されています。神秘の古代文字、ルーンはトネリコから生まれました。

この一ヶ月、あなたの人生に疑問が湧くかもしれません。

なぜなら、トネリコが「鍵」というシンボルを持っているから。

あなたの内なる鍵を開かせようと、トネリコはあなたの日常を揺さぶります。

そうかといって、恐れなくてもいいのです。

あなたの小さな生活に突破口を見出すことができれば、あなたの宇宙一切を偉大なものに変えてしまうことでしょう。

ほんのささやかな周囲の変化に心を研ぎ澄ませてみてください。

ただし、鍵を見つけられるのはほんのひと握りの人です。

Rimg1456_092 →写真は、トネリコから生まれたルーン文字の本。

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2009年2月 8日 (日)

芽は過去を振り返らない

Fh010002_2009

一本の樹木の枝から芽が出ると

小さな緑は、太陽を目指して伸びてゆきます

刻一刻と一歩ずつ

歩みはのろいけれど

かくじつに

今日は1ミリしかなかった芽が

明日には2ミリくらいに成長して

3、4日も経てば

小さくても

りっぱな葉っぱの形になっています

いったん出てきた芽が

引っ込むことは決してないのです

雨が降っても

嵐が来ても

前を向いて

芽は

大きくなっていくばかりです

過去を振り返ったり、後悔したりして

芽が大きくなるのを阻むのは

人間のこころだけです

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