« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月

2009年5月28日 (木)

ぶどうパンの朝ごはん

Rimg1954_527  

 

 

ぶどうパンを買いました。

可愛いぶどうの形です。

楽しくて、今朝は早速、ぶどうパンの朝ごはん。&チーズオムレツとコーヒーとヨーグルト。

ぶどうは、古来、豊穣の女神が宿っている樹木といわれています。願いがどんどんふくらむ果実。

古代エジプトでは植物神オシリスに捧げる樹木。古代ケルトでは実りと繁栄の象徴です。

ぶどうの樹木を家で育てるのは難しいかもしれないけれど、ぶどうパンがあれば大丈夫。

ひと粒食べれば願いがひとつ・・・叶うかも。

古代、ぶどうとイチジクが植えられた庭は穏やかな人生のシンボルとされていたのですよ。

ぶどうパンとドライイチジク、イチジクジャムなどを一緒に食べると、もっと幸せな気持ちになれそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月27日 (水)

ミズナの芽

Rimg1953_me  

 

521日に蒔いた種が芽を出しました。

ミズナの芽。可愛い。

もっと大きくなったら、おひたしにしたり、冷しゃぶサラダにしようと思ってます。

となりの列には二十日大根の種を蒔きました。

ミニひまわりの種と、去年咲いた朝顔の種と、農学博士の西孝三郎先生にいただいた万両の大粒種を蒔きました。

早く、芽が出てこないかな。水をまくのもわくわくの毎日です。芽が出てきたら、嬉しい。

日常の生活の中で何が起ころうと、土から小さな芽がひょこっと出てきたら! 誰でもきっと、嬉しい気持ちで心がいっぱいになるでしょう。 

植物は、ひとの一生の中で、何度でも幸せを運んでくれる生命なのだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月26日 (火)

女神が宿るイチョウ

Rimg1579_956miki_2 一本のイチョウの樹木の中に、一人の女神の姿を見た。

清らかな姿、凛とした鋭い瞳。さらさらと長い髪が風に舞い、白いドレスも風になびく。

樹木の中央に女神は立ち、私たちを迎える。両手をこちらに差し伸べて、「よく、いらっしゃいました」とでも言うように。

さわさわと優しい風が吹く。芽吹いたばかりの葉は柄が長く、しなやかに揺れている。

こんなに優雅に、ゆらりゆらりとふるえるように揺れるイチョウの葉を見たのは初めてだった。美しい!美しい! ファインダーをのぞくたびに、思わず「美しい」と何度も声をかけてしまった。Rimg1615_ha956 

樹冠はダイナミック、幹はゴツゴツとして太く力強く、街路樹のイチョウのように整った形はしていない。枝々は縦横無尽に伸び、太古の生命エネルギーを感じさせる。

イチョウは、二億五千年前からこの水の惑星に存在し、生きた化石と呼ばれる生命である。最近の研究で、その遺伝子(DNA)は当時から全く進化していないことが証明されている。

さいたま市の真福寺の墓地内に立つ、逆さイチョウ。

枝から乳柱がたくさん垂れ下がっているために、“逆さ”と名づけられている。これはイチョウ独特の姿であり、乳房のように見えることから、母なる神が宿っていると言い伝えられる。それを裏づけるように、日本の民話には、母乳の出ない母親の代わりに、イチョウの精霊が赤ちゃんにお乳をあげるという話が全国にある。

この墓地に眠るすべての人を見守るように、イチョウの女神は立つ。墓参りに来た人々がやがて墓に入る時も、来世へ旅立つ時も、再びこの地上に生まれる時までも・・・・・。Rimg1589_0956_2

 

●真福寺の逆さイチョウ

埼玉県さいたま市南区別所2-5-14

樹高18.5m 幹周り5.85m 推定樹齢数百年

市指定天然記念物

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月25日 (月)

感動の出会い

美しい、美しい、女神のような薔薇と出会いました。

「ダブル・デライト」という名前でした。新宿御苑の青空の下で。

新しい出会いにありがとう。Rimg1937_523_2  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月22日 (金)

蜂が来る庭

Rimg1844_9519

バラの香りに誘われて、蜂がやって来るようになりました。

嬉しい。私の庭がちゃんと生きているって感じがする。

この間は、スズメが2羽、遊びに来ました。ちゅんちゅん。

名前のわからないグレーの小鳥も遊びに来ました。ピチュピチュ。

サニーレタスを育てている鉢をのぞいたら、小さいミミズがいっぱいいました。キャッ!

ここは、生命の宇宙なのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月20日 (水)

屋久杉のお香

Rimg1846_09519

今、本を書いています。

もうすぐ書き終わるというラストスパート、担当編集者の女性Tさんが屋久島のお土産を送ってくれました。

屋久島の流木から作られたというお香、「益救島香(やくしまこう)」。

粉状になっているお香を指でつまんで三角の山を作って、てっぺんに火をつけるのです。

火をつけると、ものすごい勢いで煙が出てきました。

とてもいい香り。本物の樹木の匂いがしました。

粉が燃えていくって、不思議な感じ。煙がきれいに撮れたら、その様子、お見せします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月16日 (土)

うさぎの神社

ケヤキの巨樹があるからと誘われて、埼玉県にある調(つき)神社へ。

すると、そこはうさぎの神社。

手水舎で口から水を出してるのはうさぎ。

狛犬じゃなくて、狛うさぎ。

池には、うさぎと亀。亀は銅像じゃありません。本物の亀でした。

「うさぎと亀」の組み合わせ、実物を見たのは生まれて初めてでした。亀はオスとメスで、仲良しでした。

うさぎはちゃんと、丸いしっぽがあります。

ということで、ご神木はまた今度。

Rimg1510_503 Rimg1516koma503

Rimg1575kame503 Rimg1574_ushiro503 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月13日 (水)

歌舞伎のご神木

Dh000024_09513_2

歌舞伎には季節を先取りした花や吉祥樹がたくさん登場します。

昨日、観に行ったときは、舞台のど真ん中に松がどーんと立ってました。

演目は、『於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』。

中村福助さんが七役を早替りで演じられて、とても楽しかった。

娘役お染、粋な芸者の小糸、凛々しい青年の久松etc.

華やかなお姫様姿から一気に着流し姿の久松へ。久松からお引きずりの芸者姿へ。

あっという間に入れ変わるのでじっくり観察しました。

歌舞伎ならではの早替りが楽しい、この演目の序幕に出てくるのが、松のご神木です。

紙垂(しで)がほどこされ、なぜか、幹には絵馬が三つ、貼りつけたみたいに・・・。実際だったら、樹木の幹にどうやって絵馬を取りつけたのか、不思議でなりません。

主人公の青年・久松と、この老松をかけた粋な台詞も出てきました。

柳島の妙見山に参詣に行く途中という設定だから、墨田区にある法性寺のご神木かしら。江戸時代には立っていたのでしょう。今はあるのかな。

★新橋演舞場「五月大歌舞伎」夜の部 526日千秋楽

池波正太郎作 『鬼平犯科帳-狐火-』

(長谷川平蔵/中村吉右衛門、おまさ/中村芝雀、又太郎/中村錦之助、文吉/市川染五郎)

鶴屋南北作 『於染久松色読販』

(七役/中村福助、鬼門の喜兵衛/市川染五郎)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 9日 (土)

ルドゥーテの薔薇

Rimg1824_9510_2

『王妃の愛した薔薇

宮廷画家ルドゥーテの世界』を見に行きました。

オールドローズを忠実に描いた繊細な銅版画。

ルリュー、レリティエ・・・美しい名前のバラがありました。

フランスの画家ルドゥーテ生誕250年記念だそうです。

ということは、ここに描かれたバラはすべて、200年くらい前に咲いていたバラなのです。

この世に存在し、呼吸していたバラの花。

風に吹かれたり、森の中でひっそりと咲いていたり、ルドゥーテの見つめる瞳に頬染めたり。

遠い昔のバラの記憶を今日、私は感じることができたのです。

年代を感じさせる額縁が独特の美しさをプラスしていたように思いました。

古い色調のモスグリーン、紗がかかったような金色、鈍い赤茶色。それから、ところどころにできた傷。

いちばん美しかったのは、なめし皮に直接ルドゥーテが描いた、カメリアの花でした。

白い花びらに血が飛び散ったようなローズレッド。

こんなふうに絵に残されたバラやカメリアは、永遠の命を一人の画家からもらったのですね。

土に還っていく多くの花の中で、なんて幸せな花たちでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 7日 (木)

サンザシのメリーゴーランド

Rimg1767_0956

私のうちに新しい植物が仲間入り。

ルビーサンザシ。

茎から枝が何本も垂れ下がっていて、まるでメリーゴーランドみたい。

古代ケルトでは「縁結びの樹」と呼ばれていて、

ずっとずっと、出会いたいと思っていたの。

「ソフトクリームみたいにふわふわの白い花をつける」とケルトの本に書いてあって、どんな花なの?!と思っていたのです。

サンザシの巨樹。ヨーロッパにはあるみたい。日本では見られないのかな?

毎日毎日思っていたら、大盆栽祭りで出会いました。次から次へとサンザシに。

心から「欲しい」と願うと、贈り物が天から降ってくるのです。

GW535日、埼玉県盆栽町で行われたお祭り、とても楽しかった。どの通りも盆栽の屋台が並んでいて、町中が盆栽だらけ。不思議な緑の活気に包まれていました。Rimg1773_9572

最初に出会ったのは、いかにも盆栽という堂々たる風格の濃いピンクのサンザシ。

高さ50センチくらいで、根元近くから樹冠を見上げると、巨樹の下に立っているみたいな感覚になって、嬉しかった。

でも、私が会いたいのはピンクの花じゃない・・・なんて思っていたら、

めぐり合えた白い花のルビーサンザシ。今ちょうど花が咲き終わった頃。

秋には赤い実をいっぱいにつけるから、今から楽しみ。実はちゃんと食べられるのです。

このコは盆栽用に仕立てられていて、20年くらい経ったら幹がもっと太くなり、巨樹みたいな形になるって、お店のお兄さんが言っていました。がんばって育てよう。

Rimg1775_957_2白い花のメリーゴーランド。

くるくる回すと、妖精たちが花の上に乗っかって踊っているみたい。Dh000022_957_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 6日 (水)

宝塚・安蘭けいさん 卒業おめでとうございます

Rimg1788_0955今日、テレビ見ました? 宝塚特集。

さる426日、宝塚星組の男役トップスター、安蘭けいさんの退団で、東京宝塚劇場で6千人が集まった映像、すごかったですね。私も行きたかった、と思ってしまいました。

以前、安蘭けいさんとお仕事をご一緒する機会があって、お話をするたびに「なんて素敵な人なのだろう!」と一度にファンになってしまいました。とても楽しくて明るくて、ユーモアがあって、熱くって! トップスターなのに(というとへんかな)、さりげなく心配りしてくださったり・・・。あたたかな気持ちをもっていらっしゃる方なのだなと思ってました。

退団公演のミュージカル『My dear New Orleans』と、華やかなショー『ア ビヤント』素晴らしかった!!!

ミュージカルでもショーでも、安蘭さんの「ありがとう!」というメッセージが伝わってきました。

それは、観客に対してもそうだし、送り出す宝塚側の方々の「今までありがとう!」も伝わってきて、

ここまで安蘭さんが築き上げていらした歳月の重み、人と人との強いつながりを感じました。思わず涙がこぼれてしまうシーンがいっぱいでした。

安蘭けいさん、宝塚卒業、おめでとうございます!

宝塚といえば“バラ”です。今日、咲いたばかりの美しいバラ。いつもキラキラの瞳と凛とした姿、素晴らしい舞台をたくさん見せてくだって、ありがとうございました。

新しい出発にバラの幸運をこめて。Rimg1787_0955

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 1日 (金)

今年、初めてのバラ

Rimg150351_2 バラが咲きました。ありがとう。

昨年の今頃、ひと目惚れして、連れて帰った、ラベンダーピノキオ。

こころなしか、色が濃くなったみたい。

もう少し紫が強いラベンダーピンクだったのが、

ピンク色のほうがずっと強くなって、色っぽくなったかも。

今は5つくらいバラが咲いてます。

蕾もいっぱいついていて、

これから次から次へと咲いて、楽しませてくれるはず。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »