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2009年6月

2009年6月30日 (火)

対馬の旅 3.海の音が響きわたる海神神社

Rimg3123umi_2光の美しい神社に行きました。写真は、海からの光。

海神(かいじん)神社といいます。ご祭神は和多都美神社と同じ、豊玉姫命です。

ざざーん、ざざーん。

参拝する間、波の音がずっと聞こえていました。海がすごく近いのです。

清らかな、すがすがしい風も流れていました。

Rimg3103_iwanoki参道に入ると、岩から生える幼木。その岩にはカミキリムシみたいな虫が。虫にはくわしくないので、分かりませんでした。写真を見て、何の虫か、分かった方がいたら、教えてください。Rimg3104_musi

苔むした桜の樹木があり、その苔は思わず舐めてみたいほど美しく、神社背景の森の大楠(多分)も迫力があり、抱きつきたくなりました。色っぽい桜の樹木の精が宿っていたかもしれません。

手水舎には可愛い龍。摂社、末社もたくさんありました。

賽銭箱が置かれた本宮前の空間は、おそらく能舞台だろうとのこと。思わず、踊ってしまいました。くるくる、くるくるまわって、巫女になった気分・・・。

帰り道、参道の階段を降りていると、光が降ってきました。一緒に旅したみんなが光に包まれていくのが見えました。

海はキラキラと光って、参道を照らします。

不思議なことに、参道の階段を降りきると、海の音は聞こえなくなりました。

海の音が聞こえる場所に、そこまで登ってくる人々に聞こえるように、神社を建てたのだろうと、天童氏は言ってました。Rimg3118hikarihuru

昔の人の知恵。自然の力を何よりも信じた人々の、海への畏怖と尊敬の念が、海の音の聞こえる海神神社をこの山の上に長い歳月、とどめているのでしょう。

杉のご神木が三本、見上げると首が痛くなるほど背が高く、そびえていました。Rimg3125gosinnboku

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2009年6月29日 (月)

対馬の旅 2.豊玉姫の森に立つご神木

Rimg3012toyotama_3  

 

 

 

対馬、和多都美神社の本宮の奥には豊玉姫の墳碑があります。

そこに向かって、声を放ったわけですが、墳碑に着くまでは柔らかな光が降り注ぐ森でした。

森には、とても背の高い、大きな樹木がそこかしこに立っていて、紙垂(しで)がつけられたご神木もありました。写真は、本宮と墳碑とのちょうど中間あたりに立っていたご神木。

そして、豊玉姫が眠る石碑のそばには、もっと大きな樹木がそびえていました。

不思議だったのは、根っこが地面の下に完全に隠れていなくて、まるで何本もの足を持っているような姿をして、大地の上に伸びていたことです。

夜になったら、歩き出しているのかもしれない・・・。そんな幻想を抱いてしまう、生命力の強さを感じました。

豊玉姫の眠る場所に立つ、あまりにも神々しいご神木でした。

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2009年6月28日 (日)

対馬の旅 1.声の奉納

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去る623日、午後231分。

長崎県の対馬にある和多都美(わたづみ)神社にて、

詩人・朗唱家の天童大人氏の「ノ奉納」20周年に参加してきました。

海の中に立つ鳥居が、引き潮で地上に現れるのを待って、「の奉納」が始まりました。

230メートル離れた本宮の奥、豊玉姫の墳碑をめがけて、声を放つのです。
天童氏の荘厳ともいえる太く、力強い声に圧倒されながら、自分の番がくるまでドキドキしながら待ちました。

70歳の詩人、有働薫氏が自作詩を読まれたあと、

私は、「うん、あー、えー、いー、おー、うーん」と大発声で、声を撃ち込みました。前衛武道、新体道の形のひとつ、“天真五相”です。

山に自分の声が響いているのが伝わり、山からも響きが返ってきて、
そのうちに、鳥居の後ろに広がる海のさざ波の音がチロチロチロチロ、ルルルル・・・と
海が奏でる音楽のように聴こえ始め、自然の音、山、砂、風などすべての存在が
私の体とひとつになったようでした。

恥ずかしがらないで、思いっきりやってよかった。
天気予報は大雨だったので、豪雨の中、「の奉納」を行うことを覚悟して行ったのですが、

対馬は太陽が燦々と降りそそぐ、いいお天気で、気持ちのいい空気の中、行うことができました。


天童氏は都内のギャラリーで、「詩人が自作詩を読む」というプロデュースをもう300回も続けている方なのですが、

「詩を読む」ことをうっかり「朗読」などと言うと、「宇宙に向かって声を放つと言え!」と叱られます。

でも、まさにそのとおり、この宇宙、大自然に向かって声を放った、すばらしい時間でした。

24日付の長崎新聞に紹介されたのですよ。ホームページの動画ニュースに少し映っています。ちょっと恥ずかしい。

もっと、声も体も鍛えなくちゃ・・・と思います。

写真上左は満ちているときの和多都美神社、一の鳥居と二の鳥居。上右は、光が降りそそぐ、鳥居。

下の写真は、「の奉納」を行う天童大人氏。Rimg3075tendo_2

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2009年6月22日 (月)

中国の聖なる樹 エンジュ

Rimg2090_611  

 

中国から帰ってきました。

素敵な樹木と出会いました。エンジュ。パソコンで漢字が出てこないのですが、木偏に鬼と書いて、エンジュ。

西安にあるイスラム教のお寺、清真寺(せいしんじ)の境内に立っていました。

すらりと立つ細い幹に、まんまるい樹冠が傘のように広がる樹木です。

樹木の下に立つと、いたずら書きの相合傘の下に立っているような気分になりました。

こんなに丸い樹冠の樹木を見たのは初めて。

きちんと剪定されているのかしら?と思ったけれど、街路樹として立つエンジュもみんな、まんまるでした。

葉っぱは透き通った黄緑色をして、風にひらひら揺れる姿はとても繊細です。

エンジュは、古くから東洋で、人々が崇拝してきた樹木。

高血圧予防や鎮痛の漢方薬として使われたり、染料や家具の柄などに重宝され、生活に密着した樹木だったようです。

調べてみると、日本には仏教伝来とともに入ってきた樹木で、

沙羅双樹、ヒマラヤ杉、チークの三霊樹とマンゴウ、そしてエンジュで、仏教五木と呼ぶそうです。

日本では、どこで会えるのかな。日本のエンジュも相合傘みたいかな。 

Rimg2091_611 ●中国、西安。清真寺のエンジュ(マメ科)

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2009年6月16日 (火)

取り返しがつかないこと

取り返しがつかないことをしてしまった。人生にはそう思う瞬間がいくつもあります。

けれど、取り返しがつかないことを、取り返すことはできると思います。私に命があるかぎり。

とても好きな人がいて、その人と別れることになってしまったとき、悲しみは果てしない。

私のせいで、もう取り返しがつかない。心がそう嘆くなら、なおさらです。

でも、絶望的にならなくてもいいのです。いつかきっと、出会えるから。

その人の宇宙と、私の宇宙とが重なり合う「縁」が、大宇宙の意思にあるならば。

もしも、あなたが死んでしまっていたら、きっともう、この現世では取り返しはつきません。

今度、生まれてくるときに、あなたと出会えるように、天の神様にお願いするしかないでしょう。

でも、あなたは生きている。

生きている、生きている、生きている・・・・・・。

何年もずっと会えなくても、どこかで生きている。

どこかで息をしている、愛しいあなた。

あなたが生きているかぎり、いつの日か、私はあなたと会うでしょう。

「私はあなたに会いに行きます」

そう、決めたら、きっと会えるのです。

Rimg1912_616_2現世で出会えますように、毎年、真っ赤に燃える薔薇のいのちのように。

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さようなら、ありがとう

旅から戻って、コーヒーを入れようとしたら、コーヒーメーカーが動きません。

スイッチはついているのに、ドリップができないのです。

「役目を終えて、命を止めてしまったのだわ」と思いました。

というのも、少し前に、新しいコーヒーメーカーをいただいたのです。

ちょっと嬉しい気分になって、今使っているのが壊れたら使おう・・・と思っていました。

その気持ちは古いコーヒーメーカーに伝わってしまったのでしょう。

「私はもう必要がない」と彼は思って、動かなくなってしまった。

ほんの一瞬でも、私がその子をないがしろにしてしまったから。

心はきちんと伝わる・・・。どんなものにも“魂は宿っている”と思うのは、こんなときです。

新しいコーヒーメーカーがうちにこなかったら、まだ動いてくれていたと思います。

さようなら、ありがとう。

この子を買ったときからの歳月を思って、少し涙が出てきました。

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2009年6月 9日 (火)

恵みの雨

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しばらく雨が続いて、久しぶりに鉢をのぞいたら

ミニトマトとオレンジミントが倍以上の背の高さになっていて驚きました。

雨が降って、翌日は太陽がほどよくあたって、という、気持ちのいい幾日か。

植物たちには恵みの雨でしたね。

明日から、ちょっと旅に出かけてきます。

みんな、元気にしていてね。Rimg0044_tomate

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2009年6月 3日 (水)

今日も元気でいてくれて

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わたしのワイルドストロベリー。

ランナーがこんなにいっぱい出てきました。葉っぱもぐんぐん育ってます。

かなしいことがあったとき、心がもやもやしたとき

うちの植物たちを見つめていると、少し心が清められるみたい。

可愛いなあって思いながら眺めていると、あっという間にゆうがたです・・・

なんてことはありませんが、一つひとつの鉢に思い出があって、

元気に育っている様子を見ていると、嬉しくなります。

ささやかな「嬉しいこと」の積み重ねが

一生の幸せをつくっていくのでしょう。

わたしの植物たち・・・

今日も元気でいてくれて、ありがとう。

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2009年6月 2日 (火)

木を食べる木

Rimg1993961木を食べる木を見ました。

大きな黒い木が白い木を食べてました。もぐもぐ。

でも、よく見ると、白い木のほうがもともと立っていた大きな木のほうへ生えていって、ぐんぐん押しやっていたのでした。Rimg1992_961

大きな木は、いやいや白い木を抱えこむことになって、本当に迷惑そうでした。Rimg1994_961_2 

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2009年6月 1日 (月)

ひまわりと朝顔

Rimg0037himawari_mini ミニひまわりが芽を出しました。

朝顔も芽を出しました。昨年、初夏から晩秋まで咲き続けてくれた、青色と赤紫の朝顔の種です。今年は緑のカーテンを作ってみたいなあRimg1998_asagao_2

こっちは大輪のひまわりの芽。昨年の夏、散歩していた時、道端のひまわりが話しかけてきたのです。

「もうすぐ私の命はおしまいだから、連れて帰って・・・」。

種がいくつかできていたので、ちょっとだけもらって帰りました。そして、つい1週間くらい前に植えたら、芽が出てきました。半信半疑だったの、暖房の近くで置きっぱなしだったから。ちゃんと目覚めてくれるかな?

ありがとう、こんにちは。Rimg1997himawari

この夏は、大きな大きな、ひまわりと、小さな小さなひまわりが咲いてくれるのですね。

嬉しいなあ。

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