対馬の旅 4.青白く光る、琴の大イチョウ
上対馬にある琴の大イチョウ。
琴と書いて「きん」と読みます。
幹に空洞ができている、不思議なイチョウ。
1798年(寛政10年)の落雷で幹に空洞ができ、さらに1950年の台風で主木が折れ、現在のような形になったようです。
思い出すと、落雷の後らしい黒焦げがいくつもありました。黒焦げの跡はところどころがなぜか、青白く光っていて、そこだけ何か別の生き物が生息しているような妖艶さを放っていました。
樹齢はなんと1500年。日本最古のイチョウともいわれています。(事実は今のところ、わかりません)
おじいさんだと思いますが(おばあさんかもしれない)、その荒々しい、というかダイナミックというか、生命エネルギーみなぎる姿に圧倒されました。
葉っぱの緑も生き生きとして美しく、まだまだ長生きしそうです。
もしかしたら、今この世に生きている私たちよりも永く・・・。
私は空洞のなかに入ったっきり、ずっとずーっと遊んでいました。
樹高40m、幹周り12.5m 推定樹齢1500年 県指定天然記念物 住所/長崎県上対馬町琴 ●琴の大イチョウ
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