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2009年7月 1日 (水)

目で愉しむ植物の世界

Rimg3413o71 調べものをするために、都立中央図書館に行ったら、思いがけず、「目で愉しむ植物の世界」という企画展をしていました。

シーボルトの植物が原画で見られるだけでなく、植物に関する資料もどっさり集められていて、植物好きにはたまらない空間になっていたのです。

シーボルトの植物図譜、R.J.ソーントンの『フローラの神殿』の原本。植物学者、牧野富太郎氏の植物採集のノート。

美術に表現された植物、工芸品の植物、衣食住の植物、世界の庭園・・・。

絵画と写真に描かれたアジサイのコーナーでは伊藤若冲、歌川広重の絵も見ることができました。

感動しました。しかも明日7月1日まで。

きっと、私の内なる何かが察知して、もうずっと行ってない図書館に向かわせたのでしょう。“虫の知らせ”に近い感覚かもしれません。

それなのに、それなのに、私は心のイチョウの存在を忘れていました。

図書館の前に立つ、一本の大きなイチョウの木。

「私のことなど、忘れていただろう?」とイチョウ。

「ごめんなさい」と私。

「いいんだよ、それくらいで、ちょうどいい」

「・・・・・・」 何も言えない私。

「せっぱつまったおまえの顔はもう、見たくないからな。ハハハハハッ」

私は、鮮やかな緑に染まる大イチョウに手を差し伸べて、「ありがとう」を言いました。

だんご虫が二匹、幹をはっていました。

●東京都・有栖川公園内

図書館前の大イチョウ

200906301355000o_2 木の根元にはちびイチョウが芽を3本出していました。下は昨年の晩秋のころ。Rimg0990o

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