植物を語ろう2010
NHK青山荘での「植物を語ろう2010」新年会に誘っていただいて、行って来ました。
園芸や盆栽や農園や進化生物学、環境再生・・・植物に関わるいろんな仕事をしている人と出会って、とても新鮮な時間でした。
マダガスカルの聖なるバオバブに出会ったという古生物研究家の方のお話が面白かったです。
神として崇められているバオバブは周囲が9メートルくらいあって、ものすごい強烈。会ったとたん、背筋がぴしーっと伸びるほど、神聖な感じを受けたそうです。
他にも大きなバオバブがあったけれど、受ける印象が全然違ったとか。
私もいつか、会いに行ってみたいな。
そうそう、巨樹研究の大学教授にも会い、「巨樹は怖い」とおっしゃっていたのが印象的でした。
「おどろおどろしくて、たたりがありそう・・・」って。
でも私はその話にわくわくしてきて、先生が会った怖い巨樹たちに無性に会いたくなったのでした。とくに、桂(カツラ)の巨樹。
そうそう、私はむしろ、巨樹が醸し出す、おどろおどろしい怖さに惹かれてしまうのだな、と、巨樹への愛が高まりました。
怖さこそ、何百年何千年と生き抜いてきた、その樹木の生命エネルギーの力強さにほかなりません。私たち人間はとうてい追いつくことのできない、怖いほどの命の強さです。
※写真は昨年夏に撮影した、東京農大のバオバブ。
| 固定リンク
「HappyGreen」カテゴリの記事
- 虹色の葉っぱ(2016.07.24)
- 奥多摩の森セミナー報告1 ハーブガーデン造り(2013.05.21)
- ハカラメの芽が出た?(2013.04.30)
- 贈るためのグリーン(2012.12.28)
- ふきのとうが出ています(2012.04.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
はじめまして~。ヒューマンカレッジでお話をお聴きすることを、とても楽しみにしています。はじめてこのブログにお邪魔しましたが、きれいな写真とメッセージを見ているだけで癒されます。
梨江子さまに最善がもたらされますよう祈っています!
投稿: 須貝悦子 | 2010年1月24日 (日) 07時48分