国風盆栽展を観に行きました。
盆栽というと、おじいさんのもの、と思われるでしょうが、素敵な樹木がいっぱいありましたよ。
「根ばり」のよい姫しゃら、「斜幹(しゃかん)」の五葉松、「吹流(ふきながし)」のエゾ松、「芽出し」が美しいカエデ。
ちょっと、盆栽用語を使って、紹介してみました(笑)。
あとね、オレンジ色の実が樹冠いっぱいについてた、くちなしの盆栽。
白い花と赤い花が一緒に咲いていた、美しいボケの盆栽。
こぶがぼこぼこ出ていたイチョウの盆栽。そうそう、イチョウの鉢は珍しく、初めて見ました。
おもしろいのは真柏(しんぱく)。白い骨のような幹が、まるで太い筆でざざっと描いたような大胆なシルエットをつくり出し、緑色の葉とのコントラストがかっこいいのです。
やりすぎてダサくなっているものもありましたが、台湾の人の真柏はダイナミックに形づくられて、とてもよかったです。
盆栽は、ひとつの命の宇宙を表現していると思います。
何百年と時を経てきた巨樹がそこに立っているような、その樹木の立つ森でのんびり散歩したいような錯覚に陥る世界が広がっていました。
盆栽の宇宙に浸った、その帰り道。
みぞれまじりの上野公園に咲いていた寒桜です。
今日は粉雪になったり、みぞれになったり、雨になったり・・・・・・。
落葉樹が並ぶ道、少しくすんだ空の間に、夢のように表れた、満開のピンク色の花でした。
★国風盆栽展
2月9日(火)~2月17日(水)9時~16時30分
上野公園・東京都美術館にて
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