鶴岡八幡宮の大イチョウにありがとう
鎌倉市の鶴岡八幡宮にある大きなイチョウが倒れました。
風に吹かれて倒れたとニュースで言っていましたが、ずっとずっと耐えてきたのでしょうね。最大風速12メートルなんて、大樹が倒れる風の強さじゃないもの。
今まで、生きていてくれて、ありがとう。
樹齢は一千年。
このイチョウが生まれたとき、私たちのご先祖さまはどこかで生きていて、私たちへとつながる血をつないでくださっていたのですね。
高さは約30メートル、幹まわりは6・8メートル。
倒れた幹や、土の中に残った根っこから、新しい芽が出てくるでしょうか。
それはイチョウの生命力を信じるしかありませんが、こんな小さなイチョウの芽が出てきたとして、ここに立っていたほどに大きくなるまで、何百年かかるでしょう。
大きな大きなイチョウに成長したとき、今、この世に生きている私たちはもう、誰もいません。
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コメント
杉原先生、こんばんは
実は今回の鎌倉の八幡さまの御神木のこと、先生にうかがいたいなと思っていたのです。
御神木が倒れるって何か意味があるのかな?とか思ってみたり。
そのあたり、どうお考えでしょうか?
投稿: eri | 2010年3月11日 (木) 21時37分
めったにニュースはみないのですが、
をつけたら
銀杏の御神木が倒れてる映像が飛び込んできました。
本当にお疲れさまです
投稿: 真 | 2010年3月12日 (金) 23時12分