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2010年4月16日 (金)

歌舞伎の赤、歌舞伎の水色

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歌舞伎を観ていると、着物の美しさが目を引きます。

とくに赤の美しさ、色っぽさ、あでやかさ!

玉三郎さんの花魁姿の着物の赤はあざやかで、透き通るような肌色の白さを浮き立たせます。団十郎さんの助六の襦袢の赤は朱色に近く、凛々しく、男の熱さが伝わってきます。

それから、紅紫色から漂う色香、水色のすがすがしさ・・・。

玉三郎さんの墨と金色とで描かれた牡丹の着物も忘れられません。背中を少し、客席側に向けて、その牡丹の花が見えるように立たれる姿。舞台に立ったとき、最もご自身が美しく見える立ち位置を完璧に知り尽くしていらっしゃるのでしょう。

歌舞伎衣裳の色合わせや柄合わせだけでなく、立ち方、手のしぐさ、視線のおきかた、すべてが着物を着るときの参考になります。

そう、この間は着物で行ったの。久しぶりに晴れた春の日の、空の色のようなスカイブルーの紬に、ざっくりと織られた黒の帯。帯締めは白の冠(ゆるぎ)組、房のところだけが真紅です。

鮮やかな赤×水色という組み合わせは日本ならではの色合わせですね。歌舞伎にもよく登場します。そうはいっても、水色の着物に赤い帯というのでは現代では合いません。だから、赤はさりげなく。帯締めの房は、袂(たもと)の間からちらりとのぞくからこそ効果的で、艶っぽく見えるのです。

そうそう、着物の文様はすべて、吉祥の花や樹木の文様です。最新刊『Happyグリーン&フラワー』でも書きましたが、牡丹は富貴花。牡丹文様の着物をはおれば富貴の力を身にまとうことになるのですよ。Rimg0003aoikimono20104

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