昨日、出会ったご神木~鶴岡八幡宮 大イチョウの芽~
イチョウの葉っぱがいっぱい出ていました。
3月10日、倒れてしまった、鶴岡八幡宮の大イチョウ。
誰もがもうだめかと悲しんでいたけれど、樹木はしっかりと生きていたのです。
小さな芽を出したというニュースを聞いたのは4月の初め。
それからひと月経って、芽はぐんぐん大きくなって、こんなに葉っぱがいっぱい、わさわさ伸び始めています。
上の写真は、近くに植え直した大木の一部。幹から芽が次々と出ています。
この写真は、もともとの大イチョウの根っこの部分。無残に折れた幹のあちこちから芽が出て、今ではこんなに緑の葉っぱでおおわれて、風に吹かれていました。
樹木のまわりには注連縄が張られ、人々が大切にこのイチョウを守ろうとしている心が伝わってきました。
倒れたとき、ドドドドッと雷が落ちるような音がしたと、神社の人が言っていました。
チワワを抱っこしたおじさん、近所の人なのでしょうか。「また、伸びたな。よかった、よかった」とつぶやいて、本殿の方へと歩いて行きました。
これから、長い歳月をかけて、大きな樹木へと成長していくイチョウ。
私たちは、この世に生きている間だけ、それを応援するしかありません。
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