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2010年5月19日 (水)

嬉しい再会2~ブドウの導き~

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土曜日の再会の続き。飯田橋のバー「メイジュ」を出た後、神楽坂にあるワインバー「コルク」にも顔を出しました。

マスターのTakemotoさんがとてもあたたかい人なんです。一人でお店をやっていらして、おしゃべりしていると、心がほ~っとしてきます。一冊目の本を出したばかりの頃、知り合って、時々、Takemotoさんとの会話を楽しんでいたのに、最近はご無沙汰していいました。一年ぶりくらいの再会でしょうか。

その夜、ちょっぴり贅沢なワインをいただきました。

ロマネ・コンティ社のロマネ・サン・ヴィヴァン。2002年もの。めったに味わえない高級ワインをご相伴。

口に含んでいると、ブドウの実というよりも、幹のような味が・・・。樹木の香りが強く、若々しい味が広がりました。幹をなめたようなというか、樹皮の感触がしたと思うと、ブドウ畑が広がる風景が浮かんできました。空の下、枝を張り、蔓を伸ばし、ゴツゴツとした幹の感触も。

一杯のワインが、遠い国のブドウの樹木と出会わせてくれたように思えました。

しばらく経つと、香りは幹から果実へと変わっていきました。こっくりとした果実の味が体中に広がっていきました。

“ブドウを育てられる人は幸福な人”。西欧では、友人の妻や恋人を誉めるのに「ブドウのように、素晴らしく優しい女性」とたとえていたくらい、ブドウは男女の幸せの象徴でもあるのです。Celtic_tree200985  Rimg0004budou_2

「コルク」が心地いいのは一枚板でつくられたカウンターゆえかもしれません。

樹木が自然に近い形のままでカウンターになっています。

木材はトチノキ(マロニエ)、シンボルは「先見の明」

伐られた樹木なのに、大きなトチノキがそこに立っているかのように、私には感じられるのです。頬杖をついているだけで、安心して体を幹にゆだねているような気持ちになれます。ご自身で活けられた和花もいつにもまして凛と美しく、樹木とともに最高のワインを味わえる空間で、再会できたことに感謝しています。

そんな余韻に浸りながら、翌日、東京都薬用植物園で出会ったのが、ベニバナトチノキ。ピンク色の花を咲かせるトチノキです。

心にとどめていたことは必ず現実になって現れる、と真実感じるのはこんな時です。

ブドウに導かれ、トチノキに招かれ、再会は聖なる樹木とともに、新しい時を刻み始めました。Rimg0127tochinoki_hukei

★ワインバー「コルク」TEL03-3269-5692 20時くらいから1時くらいまで。神楽坂の肉まん屋さん「五十番」を右に曲がり、1~2分のところ右手の2階、ワイン色の看板を目印に。Rimg0120tochinokki_hana

新宿区神楽坂3-2 神楽坂田辺ビル2F

写真の私の著書『古代ケルト 聖なる樹の教え』(実業之日本社刊)にはブドウの神秘を様々に書いています。ぜひご一読ください。

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