HAPPYグリーン&フラワー~島さんごの赤い魂~
島さんご=ゴーヤです。
森林公園に行ったとき、いろんな種類があって迷った末、名前が気に入って、「島さんご」というゴーヤに決めました。
朝顔との相性がいいので、去年の種から芽を出した朝顔2色と一緒に、グリーンのカーテンに仕立ててみました。
今、ツルを出したばかり。うまく、網に伝ってくれるといいなあ。
夏の太陽エネルギーをたっぷりに浴びたゴーヤ。生命の力を元気づけてくれる果実ですね。
ところで、ゴーヤは緑色、と思い込んでませんか?
熟するとオレンジがかった黄色に変身するの、知ってますか?
その黄色いゴーヤをパカッと割ると、中には真っ赤に熟した、丸い種がいっぱい!
わたしにとっての、ゴーヤはこの赤い実です。
島さんごという名前に惹かれたのは、赤い実の思い出が、珊瑚の赤と重なって心に浮かんだからだと思います。
珊瑚の赤はこっくりとした、心臓の色のような赤。珊瑚は古来、邪眼除けですから、ゴーヤは魔除けの実ともいえるでしょう。
真っ赤な種を口に入れると、ぬるぬるっとした舌触りで、不思議な味としかいいようがありません。
思いおこせば、小さな頃、夏になると庭の小さな畑にはゴーヤがいっぱい実ってました。父が大好きで、育てていたのです。
いつも、ツルからそのままもいで、熟れたゴーヤを割ってくれたけど、その真っ赤な実はグロテスクで、とても食べ物じゃないような気がしていました。でも、父の「おいしいぞ!」という言葉に負けて、内心気持ち悪いなあと思いながらも、おそるおそる手を出して、食べていたわたし。
口の中でくちゅくちゅしながら、赤いとろっとした部分だけを食べて、残った種をぴゅっぴゅっと飛ばすのです。どっちが遠くまで飛ばすか、父と競争したりして…。なつかしい思い出です。
その頃は、ゴーヤなんて名前じゃなかった気がします。「レイシ」だったかなあ。わが家では緑のまま食べることってなかったから、あの黄色い、中に赤い実が入った野菜が、「ゴーヤ」だと気づいたのは最近のことです。
わたしのベランダで、上手に実がなったら、また報告します。
今日は朝から雨。水が大好きなゴーヤは恵みの雨を喜んでいるようです。
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