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2010年7月27日 (火)

再生の樹~夾竹桃(きょうちくとう)in HIROSHIMA~

Sricho10882_281

原爆の日が近づいてきました。

194586日、世界で初めて、原子爆弾が落とされた日。

じりじりと焼けつく朝815分、すべてが「死」と化した瞬間。

東京にいると、かつて起こったこの残酷な出来事が、嘘のように思えるときがあります。

原爆のニュースは少なく、8月が近づく意味を思い出す人はいないように感じるからです。

TOKYOはめまぐるしく変わり、報道はその日起きた出来事を伝えるのが精一杯で、人々は今日の事件さえ、明日になれば忘れていきます。

でも決して、忘れないでほしいのです。

私たちの国に、殺戮兵器・原爆が落とされたことを。

現在も、悲しみを背負って生きている、生身の人間一人一人がいることを。

夾竹桃は、原爆を象徴する花です。

原爆が落とされた土地には75年間、草木は生えないだろうと言われていました。

しかし、死んだと思われていた、焼け焦げの木から芽が出てき、最初に咲いた花が夾竹桃です。

平和大橋をわたってすぐのところに、白い花を咲かせる夾竹桃が立ち、

ちょうど反対側には対をなすように、ピンクの夾竹桃。

夾竹桃は歌にもなっていて、戦争が終わった日は「武器を捨てた日」と書かれています。

あれから時代を経て、戦争の記憶が消えつつあって、誰もが毎日の生活に埋没していっています。一方で、新たな戦争が一歩一歩と近づいているようにも思えるのです。

永遠に、武器を捨てた日が続くように、と祈らずにいられません。

私たちの普通の暮らしが突然、消されないように

倒れた木は、いつの日か、芽を出すことがあります。

しかし、無残に殺された人間の命は、

決して、よみがえることはないのです。

爆樹A-bombed tree…夾竹桃(きょうちくとう・キョウチクトウ科)場所:広島平和公園内

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