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2010年7月

2010年7月30日 (金)

再生の樹~広島城のユーカリ in HIROSHIMA~

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原爆の炎に灼かれ、のたうちまわるユーカリの大樹。

焼け焦げた跡がどす黒く、生々しく残る、えぐれた幹。

お堀の水に首を突っ込もうとしているかのような枝ぶり。

熱い炎を避けるように曲がりくねった悲惨な姿は、木がどれほど苦しんだかを物語っています。

それでも、木は新芽を出し、実をつけ、原爆投下から65年、この地で生き続けています。

炎に灼かれ、倒れた木は、いつの日か、芽を出すことがあります。

しかし、無残に殺された人間の命は、

決して、よみがえることはないのです。

★被爆樹A-bombed tree…ユーカリ(フトモモ科)場所:広島城二の丸跡(爆心地から740m。広島城の天守閣は崩れ落ち、全ての建物が壊滅)Sricho10882_353_4

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2010年7月27日 (火)

再生の樹~夾竹桃(きょうちくとう)in HIROSHIMA~

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原爆の日が近づいてきました。

194586日、世界で初めて、原子爆弾が落とされた日。

じりじりと焼けつく朝815分、すべてが「死」と化した瞬間。

東京にいると、かつて起こったこの残酷な出来事が、嘘のように思えるときがあります。

原爆のニュースは少なく、8月が近づく意味を思い出す人はいないように感じるからです。

TOKYOはめまぐるしく変わり、報道はその日起きた出来事を伝えるのが精一杯で、人々は今日の事件さえ、明日になれば忘れていきます。

でも決して、忘れないでほしいのです。

私たちの国に、殺戮兵器・原爆が落とされたことを。

現在も、悲しみを背負って生きている、生身の人間一人一人がいることを。

夾竹桃は、原爆を象徴する花です。

原爆が落とされた土地には75年間、草木は生えないだろうと言われていました。

しかし、死んだと思われていた、焼け焦げの木から芽が出てき、最初に咲いた花が夾竹桃です。

平和大橋をわたってすぐのところに、白い花を咲かせる夾竹桃が立ち、

ちょうど反対側には対をなすように、ピンクの夾竹桃。

夾竹桃は歌にもなっていて、戦争が終わった日は「武器を捨てた日」と書かれています。

あれから時代を経て、戦争の記憶が消えつつあって、誰もが毎日の生活に埋没していっています。一方で、新たな戦争が一歩一歩と近づいているようにも思えるのです。

永遠に、武器を捨てた日が続くように、と祈らずにいられません。

私たちの普通の暮らしが突然、消されないように

倒れた木は、いつの日か、芽を出すことがあります。

しかし、無残に殺された人間の命は、

決して、よみがえることはないのです。

爆樹A-bombed tree…夾竹桃(きょうちくとう・キョウチクトウ科)場所:広島平和公園内

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2010年7月25日 (日)

西の魔女の植物療法フェア2010

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この秋、行きたいなと思っているイベントのお知らせです。

梨木香歩さんの童話『西の魔女が死んだ』が映画化されましたが、清里にあるロケ地が81日~31日まで公開されるそうです。その緑あふれる土地で、植物療法をたっぷり体験しようというイベント。森林療法を実践なさっている、赤坂溜池クリニックの降矢英成先生に教えていただきました。

10月からの植物療法フェアでは、「メディカルハーブガーデンをつくろう」「清里の巨樹、主の木に会いに行こう」「植物染色体験」など、楽しそうな企画がいっぱい。

ぜひ、あなたも行ってみてください。Srimg0002

西の魔女の植物療法フェア2010 ~ロケ地・清里で西の魔女の「植物療法」をいろいろ体験してみよう!

詳細 http://phytothrafair.blog118.fc2.com/blog-entry-8.html

「西の魔女が死んだ」と「植物療法」を愛する方へ!
 ロケ地が残る清里の地で、いろいろな植物療法を体験できるオムニバス企画。自分の好きなプログラムを選んで、マイペースで参加できるフェアです。
【夏休み グリーンフラスコ 清里スペシャルショップOPEN】8/18/31
「西の魔女が死んだ」ロケ地が8131まで公開され、おばあちゃんの家にグリーンフラスコ清里スペシャルショップが0pen。また、西の魔女・特別ワークショップやナイトツアーが行なわれます!
【秋の連休 植物療法フェア 10/910/11
 10月9~11日の秋の連休には、3日間に渡って「西の魔女が死んだ」と「植物療法」にまつわる種々のワークショップとシンポジウム、そしておばあちゃんの家ナイトツアーを行ないます。
 ぜひ、秋の清里高原の澄んだ空気の中でお好きなプログラムをご体験下さい。
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【ポール・ラッシュ祭(秋の収穫祭) 特別企画 10/1610/17
 キープ協会の秋の収穫祭であるポールラッシュ祭に合わせて、グリーンフラスコ清里スペシャルショップOPENとともに、西の魔女にまつわるワークショップ、シンポジウムを開催します。

★申し込み・問合せは、西の魔女の植物療法フェア実行委員会へ。 Email hic@a7.rimnet.ne.jp FAX03-5572-8219Srimg0309

ハーブの写真は上から、ミント、カモミール、チャイブ、ラベンダー、西洋ニワトコ。Srimg0249

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2010年7月22日 (木)

Happyグリーン~ゴーヤが実りました~

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ゴーヤが実りました。

まだ雌花がちょこんとくっついた、ちいさなゴーヤ。5センチくらいです。

ちょうと一カ月前、「ゴーヤの苗を植えました」と報告した“島サンゴ”。

緑のカーテンも少しずつ整ってきました。朝顔の芽も伸び始めて、ゴーヤのつると交互になっているところも。

早く花が咲かないかな。ゴーヤの実のそばに、ピンクや紫色の朝顔が咲いているところ、早く見たいです。

ゴーヤ独特の苦みは、体の中から“魔”を取り除いてくれるんですよ。医学的にも、ゴーヤは血液をきれいにしてくれたり、血糖値を下げる効果が注目されています。ビタミンCもたっぷりだから、夏バテ予防に毎日のごはんに取り入れたいですね。

とは思うものの、まだ1個しか実っていません。日々、ちょっとずつ大きくなっているけれど、ゴーヤチャンプルもできないくらいの大きさ。

早く大きくなってね、いっぱい実ってね! と声をかけています。

右の写真は実物大です。S2010_0717_101452rimg0009

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2010年7月20日 (火)

夕日は再生のシンボル~闇から光への始まり

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最近、夕日がきれいですね。

黄金色に染まった空、モーヴピンクに染まった空、鮮やかなオレンジ色の空…。慌てて、カメラを取り出したことが何度もありました。

夕日は“再生”“復活”の象徴だということ、ご存知ですか?

古代ケルトでは、夕日が沈むことは、今日という一日が“終わる”のではなく、新しい一日が“始まる”と考えました。

闇があるからこそ、光ある一日がまた、やって来る、と。

同じように、冬の到来は、冷たく閉ざされた暗黒の季節があるからこそ、あたたかな陽射しあふれる光の季節が必ず訪れる、と考えたのです。2010_0719

人生の途上、闇を漂うような時を過ごすと、人は絶望してしまいがちですが、暗黒の時代のあとには必ず、光輝く自分自身が現れます・・・。

そう思うと、孤独の底で、我を忘れそうになるとき、人生を投げてしまいそうになるとき、ふと自分を見つめ直し、内なる力を蓄える時間へと変えていけるのではないでしょうか

やがて訪れる光の時に、温存した力を外に向かって解き放つために。

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2010年7月19日 (月)

世界のご神木~ガジュマルの樹がくれた奇跡~

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 先日、「いのちの樹とつながる瞑想セミナー」が無事に終わりました。来てくださった皆さま、ありがとうございました。あなたのお手元で生きることになった、ガジュマル、ローズマリー、トネリコ。神宿る樹であるその小さなツリーはきっと、あなたの毎日に新たな出会いをもたらしてくれるはずです。

 いつでも樹木は、私に大切なことを教えてくれます。人生の節目節目に声をかけてくれ、正しい道を示してくれ、思いもかけない人との出会いへと導いてくれました。今こうして、あなたに樹木たちの言葉を伝える仕事をすることになったのも、その導きのひとつだと思います。かつて、樹木が見せてくれたヴィジョンについて、お話したいと思います。ガジュマルの木からのメッセージを、私は忘れることができないのです。

バリ島を旅した時のことです。通りを歩いていると、心地いい風が吹いてきました。ふわふわと体を包み込む風、とろとろしたぬるい水のような感触もあります。乳液のようなというと、あなたにも伝わるでしょうか。その風が、体の奥から心をあたたくするような感触で私を包みました。「気持ちいい、なんだろう……?」とふと見上げると、大きなガジュマルの木が立っていました。あ、このガジュマルが風を吹かせてくれたのかしら? なんとなくそんなふうに感じて、心地よさに漂いながら、その日を過ごしました。

その2~3日後のことです。私はタクシーに乗っていました。冷房がきいているので窓は閉め切っています。ところが、どこからか、風が吹いてきました。風がふわーっと私の体を包み始めました。とろとろんとした感触の、数日前に感じた風と同じ風でした。

ふわふわ、ふわふわ、ふわふわ。あまりの気持ちよさに、私は座席に沈みこむように倒れていきました。もしかすると、ガジュマルがそばにいるのかもしれない・・・と思った矢先、100メートルも進まないうちに、大きな大きなガジュマルの木が立っていました。数日前に見たのよりももっと、とてつもなく大きなガジュマルでした。Dh000009gajumaru_3

その瞬間、心の中に映像が浮かび上がってきました。私は、宇宙空間を漂っています。地球から上空を見下ろしています。みずみずしい青い地球。なんて美しい! 次には、緑あふれるジャングルのような場所へと導かれて行きました。

 苔むした緑の匂い、湿った土の匂い、植物が誕生した頃の時代へ。シダが生い茂るそばには川が流れています。そして、私のへその緒は森を流れる川へとつながっていきました。川の水は、私の血液? ドクンドクンと一緒に流れます。やがて、私の体は地球という羊水の中に浮かび、生命の時間を刻み始めました。不思議な宇宙空間の中で、一つのメッセージが心に広がりました。

―私の命は、ここから始まったのだ。私というひとりの人間は、遠い昔からつながってきた命。すべては遥か彼方、宇宙の最初からつながっている―

 しばらくすると風は止み、私は現実に戻っていきました。ほんの一瞬のことですが、これはガジュマルという木が私に教えてくれた宇宙からのメッセージだと思っています。この地球を選んで生まれてきた私に、樹木という生命を通して、宇宙を司る大いなるものが伝えてくれたのだ、と。

★世界のご神木:ガジュマル(クワ科・常緑高木)。バリ島や沖縄など熱帯地域のご神木。不可能を可能とする勝利のエネルギーをもたらす樹木。沖縄のガジュマルにはキジムナーという精霊が宿っていて、時々目撃されるようです。

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2010年7月11日 (日)

8月21日“いのちの樹とつながる瞑想セミナー”開催

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“からだが元気になれば、心が元気になる

心が元気になれば、からだが元気になる”

そのことを実感していただきたくて、行っている瞑想セミナーです。

生まれたばかりの小さな樹木を手のひらにのせて、

樹木の中にあなた自身が入っていったり、樹木の魂を迎える「いのちの樹の入り迎え」。

いのちの力が蘇る、動く瞑想「葉っぱの手のひら体操」も行いましょう。

瞑想によって、あなたは自分自身の魂と向き合うことになります。

今のあなたの魂には、ホコリがいっぱいたまっているって、気づいていますか。

ホコリとは、生まれた環境、世間の常識、これまでの経験による思いこみ。それらによって、あなたの心と肉体とは生きづらくなっていませんか。

ホコリがたまった魂は、苦しい。

体が弱い、心が弱い、生きるのがつらいと感じているなら、ぜひいらしてください。

いくつかの瞑想を重ねていくことによって、ホコリをきれいに取り除き、この世に生まれる前のきれいな魂に戻っていきます。

まず、健康になります。あなたのいのちの力がみなぎって、体が元気になるのです。太めさんもやせすぎさんも、ちょうどよい体形に整っていきます。

天からの使命が明確になるので、望んでいる方向に人生が進んでいくようになります。

運命というべき出会いや出来事が増えていきます。

あなたは何の心配もなく、生きることができるようになるのです。

私たちより遥かに長い歳月を生きてきた樹木が、あなたに問いかけます。

「あなたのいのちはどこから来たのですか?」

「あなたのいのちは喜んでいますか?」

「あなたはどこへ向かうのですか?」

脈々と続いてきたはずの、あなたの魂と向き合う勇気を、樹木という生命体が導いてくれるのです。

『いのちの樹とつながる瞑想セミナー』

★日時:717日(土)、821日(土)どちらも14時~16
★場所:JUKUスタジオ(代官山駅徒歩7~8分)渋谷区猿楽町9-5 秀和代官山レジデンス908号 

★参加費:5000円(小さなハッピーツリーのお土産つき)
★予約・問合せ:希望日、お名前、誕生日、メールアドレスを明記して、下記アドレスまでお申し込みください。

rieko-sugihara@abox3.so-net.ne.jp

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世界のご神木~アザミの樹~

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「宇宙樹」という存在をご存知ですか?

天と地とを貫いて、私たちが生きる宇宙を支えている、大きな一本の樹木を。

「生命の樹」「いのちの樹」と呼んでもいいでしょう。

西欧にも東洋にも、宇宙樹にまつわる伝説や神話が多く残っています。

今日、ご紹介する“アザミ”はスコットランドの宇宙樹。

国花であり、“守り神”として、尊敬されています。

英国に迫害され続けた頃のハングリー精神を秘めた、ケルト文化の象徴です。

アザミはキク科の野の花。日本では、雑草が生い茂る道端などでよく見かけ、草花の一種のように思えますが、スコットランドの人々にとって、アザミは草ではなく、樹木。

幹が太く、大地にしっかりと根を張って立つ、アザミの樹木。ひょろひょろと伸びたりしません。

そして、痛い! トゲだらけの葉や茎を触ると痛く、それがスコットランドに生きるケルト人の反骨精神を表しているのです。

アザミの神託は、“我れを襲えば、かならず傷つく”。

18世紀の詩人ヒュー・マクダーミットが書いた本の中にある言葉です。

アザミの樹木の下で瞑想し、大宇宙とともにつながる体験。アザミとつながるとき、私たちは荒々しいほどの力強い魂で、理想を形づくっていける人間になっていけます。つねに、勝利するのはアザミ。

宇宙樹に叶えられない夢はありません。20100711azami_ne

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2010年7月 2日 (金)

La Voix des Poétes(詩人の聲)~宇宙に声を放つ~

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長崎県対馬市の和多津美神社に、古代から続く「声の道」があるのをご存知ですか?

海のなかに立つ、一の鳥居から本殿へと向かう、一本の道。

大自然の神々が集い、言霊の力を高める時空……。

二〇〇九年六月、新月の日、その神なる声の道にわたしの声を放ちました。

大きな声を出しているのに、心は静かでした。静まって、静まって、

無の響きはわたしの細胞をひたひたと満たしていきました。

鳥居をめぐる波がざわめき始め、木々が囁きかけ、鬱蒼とした山はふるえ、

細胞一つ一つが沸き立った、その肉体感覚を今でも忘れることができません。

わたしの生命記憶が呼び覚まされたような、熱い、切ない、愛しい感覚。

あれから一年、その時の感動を再現してみたいと思いました。

樹木という生命がいつも、わたしに語りかけてくれる言葉を、約一時間、声に放ちます。

七夕の一夜、「声の森」へ、どうぞお越しください。2009koeohanatu

杉原梨江子 宇宙に声を放つ<3> ~散文詩「聖なる樹の言葉」を1時間、声に放ちます~

◆日時/2010年7月7日(水)開演19時 

◆場所/ギャラリー東京ユマニテ 東京都港

中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1階TEL&FAX03-3562-1305 地下鉄銀座線京橋駅 徒歩5分http://g-tokyohumanite.jp/human/access.html

◆入場料/予約 大人2500円 当日 大人2800円 学生1500円

◆お問合わせ/北十字舎TEL&FAX03-5982-1834 ※ご予約はギャラリーか北十字舎へ、電話&ファクスでお申し込みください。

引き潮を待ち、鳥居に上ります。右写真が一の鳥居から本殿に向かって、声を放っているところ。ご神木は境内の奥にある豊玉姫神社のそばに立っていました。2009toyotamahime_tree_2

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天童大人プロデュースLa Voix des Poétes(詩人の聲)~「目の言葉」から「耳のコトバ」へ~第510

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