夕日は再生のシンボル~闇から光への始まり
最近、夕日がきれいですね。
黄金色に染まった空、モーヴピンクに染まった空、鮮やかなオレンジ色の空…。慌てて、カメラを取り出したことが何度もありました。
夕日は“再生”“復活”の象徴だということ、ご存知ですか?
古代ケルトでは、夕日が沈むことは、今日という一日が“終わる”のではなく、新しい一日が“始まる”と考えました。
闇があるからこそ、光ある一日がまた、やって来る、と。
同じように、冬の到来は、冷たく閉ざされた暗黒の季節があるからこそ、あたたかな陽射しあふれる光の季節が必ず訪れる、と考えたのです。
人生の途上、闇を漂うような時を過ごすと、人は絶望してしまいがちですが、暗黒の時代のあとには必ず、光輝く自分自身が現れます・・・。
そう思うと、孤独の底で、我を忘れそうになるとき、人生を投げてしまいそうになるとき、ふと自分を見つめ直し、内なる力を蓄える時間へと変えていけるのではないでしょうか。
やがて訪れる光の時に、温存した力を外に向かって解き放つために。
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コメント
夜明け前の闇が一番濃いそうです。
暑中お見舞い申し上げます。書法塾のコンです。いつもブログを拝見していながら、初コメントです(笑)。
実はほとんど植物に興味がなかったのですが、おかしな御縁でホメオパシー、ベイリー・フラワー・エッセンスに出会い、植物・自然の偉大さに驚いているところです。
暑い日々が続きますが、健康に留意し今後のご活躍を祈念いたします。
投稿: コン | 2010年7月31日 (土) 22時44分