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2010年9月22日 (水)

La Voix des Poétes(詩人の聲) 宇宙に声を放つ<4> 

Srimg1596

920日(月)、第4回目の 「La Voix des Poétes」を無事、終えました。

自分で書いた詩を、マイクを通さない生の声で1時間放つという会に参加させていただいて、いつの間にかもう4回目になりました。

今まで書きためてきた、“樹”への思いを詩に託したもの、木々たちが語りかけてくれた言葉を散文詩にしたもの、そして、未完詩集『宇宙樹の庭』の中から、1時間読みました。

5~6年前に書いた詩もあれば、その日生まれた詩もあって、時空が交差しながら、樹の世界ができあがっていきました。

私にとって、愛しい、愛しい、世界になりました。

声を放った翌朝、脱力感。腕が痛くて、腰が痛くて、体がだるくて重い。ひとつ、超えたな…と思えた心地いい脱力感を体に感じながら、目覚めました。

この会のプロデューサー、詩人で朗唱家の天童大人さんが、つねづね、「次の日、体が痛くならないようなら、本気で声を出さなかったのだ」とおっしゃっていた意味を、4回目にしてやっと、理解したように思いました。

言葉を紙の上に“書く”だけではなく、“声に放つ”こと。

放っては消えていく、時空を漂うことばたち。

それはたしかに、私の肉となり、血となり、体液となって、体じゅうを巡っていくことを感じます。

ラストには、大きな声と体の形とで、いのちの誕生から死、そして宇宙に還るまでの生の営みを、表現しました。

「うん、あ、え、い、お、うん」と大発声しながら、体も大きく動かしていきます。

この世に生まれる前の私、大地の中にいのちの種、種から芽が出て、枝を広げ、樹冠は空高く、根は大地の奥深く、花が咲き、実り、落葉して、やがて大地へと還っていく。さらには、魂の存在へ、無の宇宙へ…。

来てくださったみなさま、ほんとうに、ありがとう。

この度は長く会っていなかった人々に勇気を出してお知らせしたら、来てくださいました。本当に嬉しい、幸せな再会。

声がくれる力を感じながら、これからもコトバを創っていきたい。樹木たちとともに。

詩人の神泉薫さんが私の聲について、ブログに書いてくださいました。http://kamiizumikaoru.cocolog-nifty.com/

ありがとう。の気持ちをいっぱいにして、また進んでいきたいと思います。

★写真の樹木…埼玉県にある真福寺のイチョウ。葉をゆらす風が魂を洗ってくれるような、美しい女神のイチョウです。

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