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2010年10月23日 (土)

答えをくれる、樹のメリーゴーランド

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主(ぬし)の木のある清里の森には、大きなミズナラもあるそうです。

ミズナラのことを私は“樹(き)のメリーゴーランド”と呼んでいるの。

というのも、根元のあたりから斜めに幹がねじれて、らせんを描くように回りながら、幹が成長しているからです。

枝もそのまま、回って、回って、樹木のまわりを流れる風は竜巻のようにらせん状に広がっていくのです。

“ミズナラ”という木の性質なのでしょう。

以前、私が出会った長野県のミズナラもそうでした。

幹がぐいーんとねじれて、らせんに回っていて、神秘的。すぐそばには川が流れていたせいか、風は水をたっぷりと含みながら、らせんを描いて昇っていました。

ミズナラは、ケルトでは森の王様オークなんですよ。

紀元前からケルトの人々は、何かを決めるときは、オークの木に登って交流し、正しい答えを教えてもらったと伝えられています。

日本のミズナラも、耳を澄ましていると、あなたの質問に答えてくれるかもしれません。

★出会った樹木…「小黒川のミズナラ」ブナ科。樹齢300年。幹周り7.25メートル。長野県阿智村清内路。

木の前には小さな小さな祠(ほこら)がありました。おばあさんが一人、お参りしていました。このあたり一面、森だったはずなのに、いつの日か、このミズナラ一本だけが“神様の木”として祀られるようになったのでしょう。いくつもの物語をもっていそうな、人の心のよりどころとなる大樹でした。

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