悲しいときに会いに行く樹木
悲しいことがあったとき、誰かと会おうとする人と、誰とも会わないで、ひとりで過ごす人がいます。
あなたはどっちですか?
私はずっとずっと、後者でした。何かあると、ひとりで過ごします。
悲しいことと向き合うのも、悔しいことと向き合うのも、ひとり。
でも先日、友達に電話をしてしまいました。そして、会って、ひとしきり話をしたら、心がすーっと楽になっていました。
初めてのことでした。心が傷ついたとき、誰かと一緒に過ごすということ。
「私のように、何の関係もない人に言うのがいいんだよ。何にも害がないからねー。はははっ」と笑って聞いてくれた友達、ありがとう。
ひとりで過ごすことは好きだけれど、悲しいときまで、ひとりぼっちでいるなんてことしなくていいんですよね。
泣きたくなったとき、私は一本のイチョウに会いに行っていました。ある図書館の前に立っているイチョウの大樹。
そのイチョウに寄りかかって、心の中のことを全部話します。涙がぽろぽろ流れてくるのをイチョウはいつも、じっと見守ってくれました。
木のゆりかごみたいにイチョウは私をゆらし、心から怖いものや悲しいものを洗い流してくれるのです。
今朝、「やっと、あなたに頼らなくてもよくなったよ~」って、心の中で語りかけました。
「いいんだよ、それで。悲しい場所にもう、戻ってこなくていいんだよ」というイチョウの声が聞こえてきました。
★私の心を支えてくれるイチョウの大樹。場所はヒミツ。何年か前の紅葉です。↓
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