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2010年12月

2010年12月30日 (木)

今年いちばんのご神木

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風邪、ノロウィルスだったみたいです。

いつも行くお医者さんに、「ノロはフツ―、子供がかかるものなんだよ~。大人はあんまりかかんないんだけどね~。ハハハ」とからかわれてしまいました。

大人なのに、私。でも、こうして笑い飛ばしてくれるやさしさが身にしみて、信頼できる先生がそばにいてくださるなんて幸せだなあって思いました。体のことは、何かあると不安になっちゃうものね。

今年は本当に、感謝、感謝の一年でした。

「ありがとう」を言いたい人がいっぱいいて、寝る前に「○○さん、ありがとう」と心の中で言っていたら、朝になっちゃいそうなくらい、たくさんの方に支えていただきました。

この場を借りて、みなさま、本当にありがとうございました。

2010年、最後のブログです。今年いちばん感動した樹木をご紹介します。…と言いながら、ベスト1は決めがたいです。

藤の枝が輪になったツリー・サークル(日光)や、伊勢神宮の宮司さんが手をかざしていた杉のご神木、竜巻のような樹齢800年のビャクシン(湯河原)等々、感動した樹木は数えきれません。

そこをあえて、この杉の木をいちばんにあげてみました。S2010_0818_191619rimg0241

奥多摩にある、氷川三本杉。

上写真だけ見ると、「どこが感動?」と思ってしまうかもしれません。

山の上にそびえる背の高い、三本の杉にしか見えないでしょう? 

でも、この杉、じつは一本なんです。根元から少し上あたりで三本に分かれて、三本の杉がひとつの樹木として伸びているのです。

奥多摩の霞がかった風景の中に立つ三本杉は神秘的でした。

こんな、ちょうちょ結びみたいな注連縄までしてもらって、地元の人に大切にされているのが伝わってくるのも、ほのぼのして嬉しくなりました。

導いてくれて、ありがとう。出会わせてくれて、ありがとう。

2011年も、たくさんの樹木たちと出会えますように、お話しできますように。

ブログに来てくださったみなさま、ありがとう。お正月は吉祥の松を飾って、年神様をお迎えくださいね。

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★今年いちばんのご神木…奥氷川神社の「氷川三本スギ」。幹周り7.3メートル、高さ49.3メートル。奥多摩駅から徒歩3分。

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2010年12月28日 (火)

蜘蛛の百合の思い出

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風邪、だいぶ治りました。今日はずっと起きていても大丈夫。

だから、本棚の整理をしました。

ケルトの本やルーンの本や、樹木の本、花の本、詩集、写真集…。

そんな中で、外国の植物の本を見つけて(正確にいうと久しぶりに開いて)、彼岸花の英名を知りました。

SPIDER LILY】スパイダー・リリーって言うんですね。

日本語に訳すと、蜘蛛の百合? たしかに、蜘蛛が足を広げているみたい。

赤い蜘蛛が細い足を伸ばして、網をはって、何かが降ってくるのを待っている。

網にかかったら、蜘蛛はもぐもぐと食べてしまうのです…。

彼岸花の妖艶さと蜘蛛とはどこか共通しているものがあるなあなんて、古い植物写真を見ながら思いました。Srimg0099

彼岸花は子供の頃から好きな花ですが、今年、もっともっと好きになった花。

永遠に忘れられない、彼岸花の思い出を私はいただいたのでした。

きっと、来年も再来年もその先も、私は彼岸花を見るたびに思い出すのでしょう。

毎年、新しい場所へ、彼岸花を見に出かけます。

2011年は何処の彼岸花が私を呼んでくれるでしょう。

誰と一緒に、彼岸花の時空をただようことになるでしょう。

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★今年出逢った花の中でいちばん好きな花。【SPIDER LILYEquinox flower)】彼岸花。あの世とこの世とをつなぐ花。愛しい誰かと私を結ぶ花。

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2010年12月26日 (日)

風邪のときは、太陽の果実をいただいて

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風邪ひいて、寝てます。

でも、最初は風邪かどうかわからなかったの。

朝から、なんだかおなかが痛いなあと思いながらも、今日はちょっとお買い物と思ってお出かしけたのがいけなかった。ますます気分が悪くなって、ふらふらしながら帰ってきました。

今日、いただいたのはグレープフルーツ1個。

いい香り…と思いながら、ベッドの中で食べました。さわやかな清々しい香りがこんなに幸せに感じられるなんて。

そういえば、フィレンツェのメディチ・リッカルディ宮の中庭に、オレンジの大きな鉢植えが並んでいたのを思い出しました。

クリスマスの頃に訪れたフィレンツェで、鮮やかな緑の葉っぱの中に、オレンジがいっぱい実っていました。

オレンジは太陽の樹。

ベッドで寝てなきゃいけないときに、柑橘系の果実の思い出が救いとなりました。

グレープフルーツもほら、太陽の陽射しみたいな光色をしています。

寒い冬に緑をたやさない常緑樹の生命力は体が弱っているときこそ、光になってくれるのですね。

そうそう、ちょっと起き出して『ちびまるこちゃん』を見ていたら、“木の世話おさめ”というのを植木好きのおじいさんがやっていました。

今年最後の木のお世話か……。

熱がひいたら、やってみよう。今、私のグリーンたちは寒そうな顔しているから。

ちゃんと声をかけてあげて、「2010年にありがとう」を伝えなくっちゃ。

2011年もぐんぐん大きくなってくれますように!

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→カモミールは、ピーターラビットのお母さんがおなかが痛いこうさぎたちに飲ませてあげるハーブティーです。

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2010年12月24日 (金)

Merry Christmas!

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Merry Christmas!

イヴ、どんな聖夜をお過ごしですか。

私は友だちからハッピー・メールが次々届いて、幸せな一日。

あたたかな言葉と美しい灯りのなかで、大切な人と過ごすクリスマスを

どうぞ、みなさまもお過ごしください。

天からの贈り物があなたのシンボルツリーにたくさん実りますように。Srimg1269

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フィレンツェ、メディチ・リッカルディ宮のクリスマス・ツリー。

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2010年12月23日 (木)

多肉植物の紅葉

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毎年、寒くなると、多肉植物たちが赤く染まります。

ほらっ、こんなに! ベンケイソウ科の虹の玉も、まっかっか。

何度見ても、不思議な気持ちがします。多肉植物が紅葉するんですよ!

葉っぱから芽が出るクローンコエも、セイロンベンケイソウも…。

小指くらいの小さな芽も朱色に染まっています。かわいいです。Srimg0003_4

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そして、右下はワイルドストロベリーの紅葉です。

冬、寒ければ寒いほど、おいしい実をつけてくれるといいます。楽しみですね。

ハーブも山椒もすっかり葉が落ちて、冬眠に入っています。

バラもボタンも枯れ木のような姿をして眠っています。

そんな中で、多肉植物たちは思いもかけない美しさを見せてくれました。

外の空気が冷たいときも、心の中がしんと凍っていても、植物たちはあたたかな色をして、私をほお~っとなごませてくれます。

あなたの植物たちも真っ赤に染まっていますか?Rimg3985_syuiro_4

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2010年12月22日 (水)

雨は天がかわりに泣いてくれている

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昨夜、急に雨が降り始めましたね。

今はキラキラと陽が射しこんで、植物たちが喜んでいます。

雨のあとの太陽の光はいつにもまして、気持ちいいのでしょう。

“雨が降る”ことを、『遠野物語』のドラマの中ではこんなふうに言っていました。

「山の奥に、澄んだ泉がある。そこに悲しい顔が映る。そうすると、天がかわりに泣いてくれるんだ」と。

澄んだ涙を流して、かすんで見える花は美しい。

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樹木の精霊と会ったことがありますか?

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今日、テレビで『遠野物語』を見ました。

岩手県遠野街道に伝わる民話を集めたものがドラマ化されていたのですが、ぞくっとするような、不思議な怖さが見事に映像化されていました。

『遠野物語』はカッパや座敷わらしなどの妖怪から、仙人の話、死や霊に関する話も出てくる民話集。

今では、「そんなものはいない、そんなことは起きるはずがない」と切り捨てられるような、目に見えないものの存在が、現実の世界と錯綜しながら描かれています。

久しぶりに、『遠野物語』に触れて、日本人って、やっぱりこういう感性があるんだなあ、とあらためて実感しました。

そう、精霊や妖怪を見る素質があるってこと。S2010_0818_124138rimg0081 

たとえば、私の本『古代ケルト 聖なる樹の教え』に登場する聖職者ドルイドは、樹木からの神託を受けとる存在。ケルトでは、特殊な能力をもち、訓練された人しか樹木からのメッセージを受けとれないのに対して、

日本人は一人一人が“樹木の声を聴く力”を持っているのです。

樹齢何百年も経つ巨樹を伐ろうとしたとき、白髪の仙人が樹木の中から現れ、伐ることをやめさせたという伝承は、日本全国にあります。

その仙人の姿を見たり、声を聴いたのは、いつでも市井の人なのです。

普通の男の人や女の人、赤ちゃんを抱いた人…。

だから、あなたも精霊と出会うことができるのです。

その能力が体の奥深くにしまいこまれているだけ…と考えてみてください。

私のセミナーでも、「妖精と会いたい。どうやったら、会えるんですか」と聞かれることが多いけど、そう質問している人の多くは、本当は信じていないんじゃないかしら。

ゲゲゲの水木しげるさんになった気分で、もっと自由に、自然の精霊たちと話してみてください。

耳を澄ませて、目を大きくあけて。気配を感じとれるように皮膚感覚は鋭く。

★写真は、来宮神社(熱海市・きのみや神社)の樹齢二千年のクスノキ。

樹木を伐ろうとノコギリを幹に当てると、白髪の老人が突然現れて両手を広げてさえぎり、そのとたんにノコギリが真っ二つに割れたという伝説があるご神木。S2010_0818_123855rimg0067

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2010年12月19日 (日)

涙の妖精

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涙の妖精があらわれました。

何年ぶりのことでしょう。

今、私を守ってくれている人たちと誰ひとりとも出会っていなかった、ずっと前に、あらわれた涙の妖精たちが再び。

涙がぽとりとひと粒落ちると、涙の妖精が小さなバケツの中から水をくんで、ひょいっとかけてくれました。

すると、涙は金の粒子に変わって、私の目の前で、金色の粉がさらさらっと舞い散ったのです。

キラキラキラキラ降り注いで、ふわっと消えて…。

「きれい」と不思議に思っているうちに、涙の妖精は消えていました。

ひとりだけ、私の中から出てきてくれた涙の妖精。ありがとう。

涙が出ることのすばらしさを教えてくれたのは妖精たちでした。

本物の涙を流すと、妖精たちは涙袋の中に涙粒を入れて、とっておいてくれるのです。

そして、悲しいことやこわいことが起きたときに、涙袋から涙を取り出して、私の体にかけてくれ、浄化してくれるって言ってました。

そういえば…、何年も前に。忘れていた…。

涙の妖精と出会う前、私は涙を流すことができませんでした。

あまりにも悲しみや恐怖が大きいと、涙が体から出ていかないのです。

涙が体の中にたまったまま、よどんでしまうと、心も体も壊れてゆくばかり。

私はすばらしい医師と出会って、涙がちゃんと出るように治してもらいました。

妖精がくれる「涙袋」は純粋に生きた証拠です。

涙が出るのは、心が回復するしるし。

2010年ももうすぐ終わりですね。

あなたが今年流した涙も、涙の妖精たちが金の粒子に変えてくれますように。

ありがとう、さようなら。

そして、2011年に浄化した笑顔で、こんにちはを言いましょう。

↓この子たちは、木の精霊…? 樹齢百年のラクウショウという大樹の根からにょきにょき出てきた、木の子どもたちです。可愛いです。新宿御苑に行くと会えますよ。

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2010年12月18日 (土)

木陰に生まれた植物も

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暗い森に光が射し込むと、植物たちが微笑んでいるのがわかります。

大きな木の根元に芽を出してしまった植物は、生きていくのが大変です。

一日の多くの時間、影におおわれているわけですから。

太陽の光をいっぱい浴びないと、元気に育つのは難しい。

それでも、植物は生きるのをあきらめたりはしません。

木々の間から洩れるわずかな光を目指して伸びていきます。

上へ上へと、手を伸ばして、天に向かって。

人もまた、光を目指して進んでいける命です。

自ら、暗闇を選ぶとき、それはあなたの本当の意思ではないはずです。

愛しましょう。愛する人を全身全霊で、愛してください。

愛しましょう。あなた自身を全身全霊で、愛してください。

そうすれば、あなたの魂は自然と、太陽の光を目指すようになるのです。

光が、遥か遠い向こうにしか見えないときでも、

太陽はこの世に生きる誰のもとにも平等に照らしています。

上を向いて、光を向いて、いのちを愛してください。

あなたのそばにいる人を……。S2010_0910_161317rimg0116_2

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2010年12月17日 (金)

女神が宿るイチョウ

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女神が宿るイチョウです。

今ごろは鮮やかな卵色に染まっていることでしょう。

一本の樹木と出会うと、その樹木の命をわけてもらえるように感じます。

このときも、一人の女神が手を差し伸べてくれるのを見ました。

私もまた、手を伸ばして、女神の指先に触れました。

さらさらした皮ふの感触がありました。長い髪が揺れていました。

私は目を閉じ、イチョウの根元で、しばらく眠ってしまいました。

樹木はいつも、ひとを見守ってくれています。

ふだんの日も、特別な日も、ひとりぼっちの日も…。

イチョウと出会ったあなたの心にも、女神の力が宿っていますから、

安心して、人生を進んでいけるでしょう。

あなたは独りじゃないのです。

樹木とともに生きる人に、孤独はありません。

★出会った樹木…真福寺の逆さイチョウ。さいたま市指定天然記念物。樹齢数百年。高さ18.5メートル、幹周り5.85メートル。

真福寺の墓地の中に立っているので、初めて見たときはドキッとしました。でも、近づいてみると、あたたかさが伝わってきます。

寄りかかってみてください。触れてみてください。

女神はきっと、あなたの呼びかけにこたえてくれるはずですよ。Srimg1604 右写真は長生きのイチョウ独特の乳柱。

葉をゆらす風はとろとろとミルクのようにやわらかく、幹は大らかです。 

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空を見上げて

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寒さがつのってくると、あたたかかった日に、大きな樹木を巡って、お散歩した時間を思い出します。

クスノキがおいしげる森の中、見上げると、空がぽっかりあいていました。

天空はどこまでも広がり、私を包みこんでくれます。

クスノキたちは静かに見守って、すがすがしい香りを贈ってくれました。

おだやかな時間を思い出すと、緑の香りが風に乗って、戻ってきてくれるようです。

一期一会。

空も、風も、光も、樹木も、あなたも、私も。

もう二度と訪れない、一瞬一瞬を、全力で愛しながら生きていきたいと思います。

これからも、ずっと。

誰かと一緒にいる時も、誰かがそばにいない時も、遠くの誰かを思う時も。

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2010年12月15日 (水)

イスタンブールのご神木~トプカピ宮殿前のすずかけのき~

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イスタンブール。

トプカピ宮殿に行ったとき、驚きました。

大きな大きな木があちこちに立っているのです。しかも、柵で囲まれて、大切に守られているという感じです。

この今にも朽ちそうな幹をみてください。それでも、上のほうからは芽が次々と出ています。

トルコ人のガイドに聞くと、オスマン帝国時代から立っていて、みんなが大切にしている木がそう。

長い歴史を見てきたのですね。Srimg3761_3

何度も血が流された土地でも、いつまでも続いていく、樹木のいのちの確かさを人々は信じたかったのだと思います。

右はトプカピ宮殿の宝物殿の入り口。スプーン・ダイヤモンドと呼ばれる巨大な美しいダイヤがありました。Srimg3784_2

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2010年12月11日 (土)

雪鍋、つくりました。

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ゆきなべ。

おうちのなかで雪景色。

大根おろしをたっぷり入れて、雪がつもったみたいな、真っ白い鍋です。

材料はしめじとえのきと水菜と豆腐。とってもヘルシーでおいしかった~。

友達の庭で実った、もぎたて柚子をしぼった柚子醤油でいただきます。

大根おろしがぴりっときいて、心もからだもあったかになりますよ。

野菜だけだと物足りないなと思ったら、ちょっとだけ豚肉を入れてもおいしいです。

でも、生のまま入れないで、お湯にさっと通し、脂抜きをしてから鍋に入れましょう。

鍋の中にアクや脂が出ないように、あっさりさっぱりでいただくのが美味な雪鍋のコツです。

<材料>

だし汁…………2カップ(400㏄)

昆布……………小々

大根おろし……2/3本分

しめじ…………1パック(白しめじだとベスト)

えのき…………1パック

水菜……………1/2わ

豆腐……………1

豚肉(しゃぶしゃぶ用)…お好みで

<つくりかた>

1大根をおろしておきます。

2土鍋に昆布をしいて、だし汁を注ぎます。

3沸騰したら、しめじ、えのき、水菜、豆腐を入れます。

4大根おろしを3の材料が隠れるくらいまでたっぷりのせます。

5野菜が煮えたら、完成。いただきましょう。

※野菜と豆腐を入れてから、大根おろしをどんどんのせていきます。たっぷり、たっぷりね。雪が降りつもったみたいに。Srimg0001

↓食後はイチゴ。葉っぱがこんなに大きくて、野性的なイチゴでした。

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2010年12月10日 (金)

ケルトとルーン

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いつも、思いつくままにブログを書いてしまうので、ちょっぴり誤解をした人もいるかもしれません。

「ケルト」と「ルーン」の文化は全く違います。

「ケルト」とは、ケルト語を話す人々のこと。とても大ざっぱにいうと、ヨーロッパの先住民。

ヨーロッパ内陸を中心に、やがては西へ西へ。現在はアイルランド、スコットランド、ウェールズなどにケルトの末裔が住んでいますね。

「ルーン」の背景となるのは、古代北欧。ゲルマン民族が生み出した古代文字のことです。主に、ルーン文字を使っていたのは海賊ヴァイキングたちで、ノルウェー、アイスランド、スウェーデン、デンマークあたりがメインの地と考えてください。

共通しているのは、“万物に神(精霊)が宿る”と考えていたことです。日本人も一緒ですね。

どちらも、とくに樹木に対する信仰があつく、

「ケルト」では、“誰もが一本の樹木を抱いて生まれてくる”という思想をベースとした、『樹木の暦(シンボルツリー・サイクル)』があります。

「ルーン」では、宇宙樹ユグドラシルがこの世界(天と地と人々と)を支えているという思想があります。その宇宙樹から生まれたのがルーン文字であり、文字一つ一つにもまた神が宿ると考えられていました。

この違いをよく知って、ケルトやルーンの力をあなたの日常に役立ててくださいね。

Photo ←『古代ケルト 聖なる樹の教え』(実業之日本社刊)には、ケルトの歴史についても触れています。あなたの誕生日からわかる<守護樹=シンボルツリー>のバックボーンとなるケルト文化についても、もっと知ってほしいなと思います。

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→右の赤い小冊子は、杉原梨江子監修「ウッド・ルーン」の解説書。これ一冊あれば、あなた一人でセルフ・セッションや、誰かにセッションをしてあげることもできますよ。

◎「ウッド・ルーン」内容:ブナ材ウッド・ルーン25個、布製袋、解説書、ルーン呪文入り魔法の木箱入り◎問合せ、お申し込み先:船井メディア TEL/0120-271-374 FAX/03-5769-3200

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2010年12月 9日 (木)

ケルトの戦士たちが駆けた幻の地は

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カッパドキアまでは、トルコの首都アンカラからアナトリア高原をバスでつっきって延々8時間。

樹木も川も山も、ましてビルも何もない高原、かつて、ケルトの人々が最も華やかだった時代にこの地を駆け巡った、そのころと同じ風景かもしれないと思いました。

そう、トルコにどうしても行きたいと思ったのは、“ケルト文化”が関係しているからです。

私は、キリスト教化される以前のケルトに心惹かれるのです。アイルランドやスコットランドよりも。

紀元前3世紀、イタリア、ギリシャ、そして現在のトルコ・小アジアへと勢力を伸ばしていったといわれています。

アンカラという言葉は、古ケルト語の“アンキュラ(谷間の土地)”からきているのです。

でも現在は、ケルトの面影は一つも残っていません。

アナトリア考古学博物館で、ケルトの遺産がないかと探してみたけれど、一つもありませんでした。Srimg3896_2

空と大地しかない、アナトリア高原。

どこまでも、どこまでも、何もありませんでした。

ケルトの戦士たちが馬で駆け巡るのを見たような、見なかったような。

幻の大地…。

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2010年12月 8日 (水)

カッパドキアのご神木~目玉の木~

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カッパドキアに行きたい。

カッパドキアよ、私を呼んでください。

帰りにはイスタンブールに寄って、スパイス・ロード(エジプシャン・バザール)で、ハーブをいっぱい買いこむんだ!なんて、夢はふくらみます。

ザクロ、リンゴ、イチジク、バラ、アンズのハーブ……。

毎日、私はカッパドキアを呼んでいるのだけど。カッパドキア、カッパドキア、カッパドキア~って。

去年、私が「どうしてもカッパドキアに行きたい!」と言って、急に旅行を決めたとき、私の友人たちは、

「カッパドキアなんて、樹木がないところにどうして行きたがるの? 岩ばっかりじゃない!?」と全員が口をそろえて言ったけれど。

一人旅、しかもモスクワ経由という、とっても心細い旅立ちだったのですが、行ってみたら、樹木がいっぱいあって、勇気づけられました。

野生のブルーベリーとかアンズの木とか、クルミの木の畑とか…。

日本ではあのキノコ岩の写真しか紹介されないから、まわりの様子が全然伝わってなかったんですね。

そして、いちばんの感動は、この<目玉の木>です。

カッパドキアの「鳩の谷」に立っていました。

魔除けの目玉がいっぱい木にぶらさがった、目玉の木。

美しいブルーのガラス製の目玉、じつはこれ、トルコの魔除けなの。嫉妬除け…。

名前は、ナザール・ボンジュウNazar Boncugu

トルコでは、“嫉妬の視線を浴びると病気になる、不運になる”と信じられているのです。

「嫉妬」にピンポイントの魔除けなんて、あんまり聞いたことがないですよね。

トルコの人たちはみんな持っているんじゃないかな。バスの運転手さんも、大小様々なタイプをいっぱい飾っていたもの。

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人々にとって大事な魔除けを木に吊り下げるという感覚は、日本のご神木に近い感覚のような。

イスラムの世界では“生命の樹”。命をつなぐ木、家族の木、宇宙を司る木…。

今は、パソコンの目の前に、直径10センチに直径5センチがくっついた大きなNazar Boncuguを置いています。

そうそう、私のセミナーのとき、いつも首にかけているのもこれです。

★出会った場所…トルコ カッパドキア。有名なキノコ岩のそばにも、ほらっ、木がいっぱいでしょ?

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Nazar Boncugu! また、私を呼んでください、と今夜もまた願って眠りにつきましょう。

…カッパドキアって、超古代文明の核戦争の跡という説があるのですが、信じますか? 地下迷路はすごかったですよ。

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2010年12月 7日 (火)

香りの魔法・・・黄金の媚薬 サフラン

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香水を天然香料だけで創ることができるって、知っていますか?

この日、私が最初に創りたいなと思ったのは、スズランの香り。

スズランって、じつは毒草…。

可愛いらしい姿に、毒を秘めた香りに心惹かれてしまうのです。

そう、あの有名なクリスチャン・ディオールの『ディオリッシモ』。これも天然香料だけで創れてしまうのですよ。

ローズウッド、イランイラン、ジャスミンといったアロマ好きにはポピュラーな精油を使って。そして、スズランの精油を少し。

教えてくださったのは、アロマ&ハーバルセラピストの関野朋子さん。

とても美しい方です。

香りの相談をいろいろしながら、最終的には朋子さんから、私に似合いそう…と勧めていただいた、ラルチザン パフュームの『SAFRAN TROUBLAN サフラン トルブラン』を創りました。

サフランの花ことばは“快楽”。

「サフランとバニラの官能的なブレンドです。ラストに香るバラとサンダルウッドがミステリアスに香ります」と朋子さん。

あたたかく、女らしく、妖艶すぎないスパイシーな香り。身にまとうと、サフランは女性の体をあたためてもくれるのですよ。

天然精油を一滴一滴、無水エタノールの中に少しずつ加えていきました。

精油の種類によっては、竹串の先にちょびっとだけつけるという微妙な量を、ドキドキしながら入れました。

レシピどおりに精油をひと通り入れたあとで、バニラをほんの少しプラスして、私だけの『サフラン トルブラン』ができました。

とても気にいっています。

創ってから3日くらい経つのだけど、ニュアンスが少し変わってきたみたい。

市販の香水は一定した香りだけれど、時が経つにつれて、香りが徐々に変化していくのも、天然香料ならではの楽しみですね。

朋子さんとは、この春、静岡での「古代ケルト聖なる樹の教え」セミナーを主催してくださって以来のおつき合い。

久しぶりにお会いして、朋子さんには香水創りを教えていただき、

私からは、ルーン・セッション。とても幸せな時間を過ごしたのでした。

嬉しい再会に、ありがとう。

★香水教室のお問合せ:関野朋子さん主宰のKonohanaナチュラルセラピースクール(静岡市鷹匠)http://homepage1.nifty.com/konohana/

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2010年12月 3日 (金)

杉原梨江子の聲(こえ)第6回 叙事詩『RUNENルーン』

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今年に入って、2か月に1度くらいのペースで、自作の詩を声にのせるようになって、早6回目。

今年最後の杉原梨江子の聲(こえ)―宇宙に聲を放つ

北欧神話をもとに、“古代文字ルーンの智慧”のバックボーンとなる物語、歴史、箴言(しんげん)等を、叙事詩にして発表します。

声を放つことによって、宇宙とつながる感覚を体験してみてください。

天童大人プロデュース 第576回 

La Voix des Poétes

(詩人の聲)―「目の言葉」から「耳のコトバ」へ

杉原梨江子の聲(こえ)

叙事詩『RUNENルーン古代文字の時代』 

北欧に伝わる古代文字ルーン。神秘の文字は宇宙樹ユグドラシルから生まれ、神を宿した。

この地球創世から人間の誕生、そして、ルーンの智慧を秘めた、一本の大樹の芽吹きまでを叙事詩にして、

古アイスランド語のルーン詩とともに一時間、読みます。

どうぞ、声魂(こえだま)の森へ、お越しください。

◆日時:2010129日(木)開場1830分 開演19

◆場所:NPO法人東京自由大学 東京都千代田区神田紺屋町5 TMビル2階 TEL&FAX 03(3253)9870 JR神田駅・東口 徒歩5http://homepage2.nifty.com/jiyudaigaku/

◆入場料:予約 大人2,500円  当日 2,800

お問い合わせ:北十字舎 電話03(5982)1834 FAX03(5982)1797 ※ご予約はギャラリーか北十字舎へ、お電話&ファクスでお申し込みください。

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2010年12月 1日 (水)

今日出会った樹木~光り降る天使の樹~

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キラキラキラッ

ルルルルルルッ

美しい鐘の音が聞こえてきそうな樹木と出会えました。

天使たちが鐘を鳴らしながら、降り立つのはこんな樹木なのかもしれません。

カエデの葉が金色に染まり、ネオンの灯とともに、私たちにくれた光の贈り物。

恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスツリーの前で撮った一枚です。

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