ケルトとルーン
いつも、思いつくままにブログを書いてしまうので、ちょっぴり誤解をした人もいるかもしれません。
「ケルト」と「ルーン」の文化は全く違います。
「ケルト」とは、ケルト語を話す人々のこと。とても大ざっぱにいうと、ヨーロッパの先住民。
ヨーロッパ内陸を中心に、やがては西へ西へ。現在はアイルランド、スコットランド、ウェールズなどにケルトの末裔が住んでいますね。
「ルーン」の背景となるのは、古代北欧。ゲルマン民族が生み出した古代文字のことです。主に、ルーン文字を使っていたのは海賊ヴァイキングたちで、ノルウェー、アイスランド、スウェーデン、デンマークあたりがメインの地と考えてください。
共通しているのは、“万物に神(精霊)が宿る”と考えていたことです。日本人も一緒ですね。
どちらも、とくに樹木に対する信仰があつく、
「ケルト」では、“誰もが一本の樹木を抱いて生まれてくる”という思想をベースとした、『樹木の暦(シンボルツリー・サイクル)』があります。
「ルーン」では、宇宙樹ユグドラシルがこの世界(天と地と人々と)を支えているという思想があります。その宇宙樹から生まれたのがルーン文字であり、文字一つ一つにもまた神が宿ると考えられていました。
この違いをよく知って、ケルトやルーンの力をあなたの日常に役立ててくださいね。
←『古代ケルト 聖なる樹の教え』(実業之日本社刊)には、ケルトの歴史についても触れています。あなたの誕生日からわかる<守護樹=シンボルツリー>のバックボーンとなるケルト文化についても、もっと知ってほしいなと思います。
→右の赤い小冊子は、杉原梨江子監修「ウッド・ルーン」の解説書。これ一冊あれば、あなた一人でセルフ・セッションや、誰かにセッションをしてあげることもできますよ。
◎「ウッド・ルーン」内容:ブナ材ウッド・ルーン25個、布製袋、解説書、ルーン呪文入り魔法の木箱入り◎問合せ、お申し込み先:船井メディア TEL/0120-271-374 FAX/03-5769-3200
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