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2010年12月22日 (水)

樹木の精霊と会ったことがありますか?

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今日、テレビで『遠野物語』を見ました。

岩手県遠野街道に伝わる民話を集めたものがドラマ化されていたのですが、ぞくっとするような、不思議な怖さが見事に映像化されていました。

『遠野物語』はカッパや座敷わらしなどの妖怪から、仙人の話、死や霊に関する話も出てくる民話集。

今では、「そんなものはいない、そんなことは起きるはずがない」と切り捨てられるような、目に見えないものの存在が、現実の世界と錯綜しながら描かれています。

久しぶりに、『遠野物語』に触れて、日本人って、やっぱりこういう感性があるんだなあ、とあらためて実感しました。

そう、精霊や妖怪を見る素質があるってこと。S2010_0818_124138rimg0081 

たとえば、私の本『古代ケルト 聖なる樹の教え』に登場する聖職者ドルイドは、樹木からの神託を受けとる存在。ケルトでは、特殊な能力をもち、訓練された人しか樹木からのメッセージを受けとれないのに対して、

日本人は一人一人が“樹木の声を聴く力”を持っているのです。

樹齢何百年も経つ巨樹を伐ろうとしたとき、白髪の仙人が樹木の中から現れ、伐ることをやめさせたという伝承は、日本全国にあります。

その仙人の姿を見たり、声を聴いたのは、いつでも市井の人なのです。

普通の男の人や女の人、赤ちゃんを抱いた人…。

だから、あなたも精霊と出会うことができるのです。

その能力が体の奥深くにしまいこまれているだけ…と考えてみてください。

私のセミナーでも、「妖精と会いたい。どうやったら、会えるんですか」と聞かれることが多いけど、そう質問している人の多くは、本当は信じていないんじゃないかしら。

ゲゲゲの水木しげるさんになった気分で、もっと自由に、自然の精霊たちと話してみてください。

耳を澄ませて、目を大きくあけて。気配を感じとれるように皮膚感覚は鋭く。

★写真は、来宮神社(熱海市・きのみや神社)の樹齢二千年のクスノキ。

樹木を伐ろうとノコギリを幹に当てると、白髪の老人が突然現れて両手を広げてさえぎり、そのとたんにノコギリが真っ二つに割れたという伝説があるご神木。S2010_0818_123855rimg0067

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コメント

こんにちは。いつも楽しく見させてもらっています。植物の話などで思い出しましたが、遊佐未森の「僕の森」という曲はご存知でしょうか?とてもいい歌ですし、世界観も合ってるような感じなのでもしご存知ないようでしたら聴いてみて下さい。

投稿: けいこ | 2011年3月27日 (日) 07時34分

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