空を見上げて
寒さがつのってくると、あたたかかった日に、大きな樹木を巡って、お散歩した時間を思い出します。
クスノキがおいしげる森の中、見上げると、空がぽっかりあいていました。
天空はどこまでも広がり、私を包みこんでくれます。
クスノキたちは静かに見守って、すがすがしい香りを贈ってくれました。
おだやかな時間を思い出すと、緑の香りが風に乗って、戻ってきてくれるようです。
一期一会。
空も、風も、光も、樹木も、あなたも、私も。
もう二度と訪れない、一瞬一瞬を、全力で愛しながら生きていきたいと思います。
これからも、ずっと。
誰かと一緒にいる時も、誰かがそばにいない時も、遠くの誰かを思う時も。
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