着物、着て行きました。
着物が大好き。
何年か前は週に2~3度は着物を着ていました。
このまま毎日、着物を着ていてもいいかな~と思っていたある日、
洋服姿がすごくサエナイことに気づいて、がく然。周りの人にも指摘され、ガーンとなって、“洋服を着ていても素敵な女性になろう”と心に決めて、ここ最近はずっと洋服ばかり。
着物姿の自分に甘えていたのですね。“着物”という美しい衣装に頼ってしまって、女としての努力を怠っていました、反省。といっても、洋服はシンプル・イズ・ベストのSTYLEです。
最近、着物を着たのは昨年の夏。すっかり遠のいていましたが、比企理恵さんのウエディング・パーティー、着物を着て行きました。
草木染めの紬に、織りの名古屋帯。茜色の円の中に刺しゅうが施されていて、可愛い帯です。
帯の円は“ご縁”につながり、丸い形は“完全な幸福”という意味があるので、結婚のお祝いにふさわしいかなと思ったのです。
帯締めには、葉の芽吹きのような若草色を選び、春の訪れを表現しました。
と、コーディネイトはよかったと思うのですが、結婚披露宴に“紬”はNGでした。
「平服で」とあったので、あんまり大げさすぎない着物がいいかなと思い、紬を選んのですが、実際は着物を着ていらした方はみなさん、訪問着でした。
そう、紬は普段着。洋服でいえば、シャツとジーパンみたいなものなのです。だから、結婚式や披露宴など正式な場では、格のある訪問着がふさわしいのです。
アットホームな立食パーティーだったので、失礼にはならなかったと思いましたが、ちょっぴり反省した私です。
バッグは、ミラノで買ったペパーミントグリーンの革製。
ダ・ヴィンチの絵画『最後の晩餐』のあるサンタ・マリア・デッレ・グランツィエ教会の目の前にあったバッグ屋さんで買いました。「ハイクラス」というブランドで、エルメスの職人さんが作っているバッグ屋さんです。ウィンドウに飾られたバッグに心惹かれて偶然入ったお店で、最高に美しい色のバッグと出会えて感動!の思い出深いバッグです。
こういうお祝いの席にはぴったりで、重宝しています。
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