神さまが宿る山の木々
毎年、神さまが宿る山に登ります。
山がご神体の神社で、山道の途中に鳥居があります。
往復で1時間くらいかかります。なにしろ山道なので、土のままで、歩きやすいように階段にはなっていますが、ちょっとした登山です。
今年はあえて山の中を通って、道があるのかないのかわからない、さらにハードな道を通って登りました。
でも、落ち葉が折り重なって、歩くとふわふわして気持ちよく、踏みしめるたびにかさこそ鳴って、楽しいお散歩気分に! しんどいのは変わらないんだけど、山の中って、なんだかワクワクします。
赤い実の木、くちなしの木、藤の木、いろんな木が出迎えてくれました。
山頂まで登るのは大変だけど、着くとホッとします。
頂上から見た、向こうの山の風景ものどかです。
見えるかな? 光の梯子がいくつも降り注いでいました。きれいでした。
山頂には小さな祠がありますが、神主さんはいません、誰もいません。
山そのものが神さまだからでしょう。
人が登ってくるたびに、見知らぬ人なのに、「あけまして、おめでとうございます」を言い合って、ほのぼのした朝を過ごしたのでした。 くちなしの実。
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