「今の段階では・・・」という言葉
「今の段階では人体に影響がない」という言葉、気になりますよね。
じゃあ、もっと時が経ったら影響が出るかもしれないってことかなって、心配になります。
原発とは違いますが、私の従兄は被爆二世です。
40歳の時、ガンになり、告知後、3カ月で亡くなりました。家族はいたたまれませんでした。
病理解剖を家族が拒否したため、正確なところはわかりませんが、被爆の影響が子供に出た例だろうと言われました。
どこの国よりも被爆の恐怖を知っていたはずの我が国が、原発事故によって健康被害にさらされようとしているのは悲しいことです。
広瀬隆氏のドキュメント・ノベル『チェルノブイリの少年たち』によると、
事故から2年7カ月経った頃、450キロ離れた町で、赤ちゃんから15歳までの子供たちの髪が抜ける症状が現れました。ポーランドでは翌年、出生率が三割に減少しました。
チェルノブイリの事故とは違いますが、時が経った後、また遠く離れた場所においても、放射線被害が数多く報告されていることは怖いことです。
“今の段階では”という言葉の意味をあいまいではなく、今度の段階ではどうなのか?を発信してほしいと思います。
★The Tree of Heart…原爆から蘇った木。広島市内の白神社に立っているクスノキ。
被爆後に芽を出した木々が、人々に生きる勇気を与えたとよく言われますが、この宮司さんの話が真実でしょう。
「芽が出たところなんて、誰も見とらん。このあたりは全部焼け野原で、だあれもいなくなったんだから!」
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