木の人形に魂が宿る“文楽”
昨日、再会があったり、素敵な人と出会ったり、嬉しい“出会い”の一日でした。
信頼する年上の女性と久しぶりに、文楽を観に行ったことも幸せだったこと。
人形遣い・吉田蓑助さんの朝顔という女の人形…息づかいも聴こえるようで、まさに人形に魂が宿ったよう。
女の情念をここまで人形で表現できてしまうのは凄いといつも感動します。まるで、魂が乗り移ったような、激しい動きや表情に、いつも以上に圧倒されて、怖いくらいでした。
表情が動かないはずの人形に涙が見えるのは、
もの言わぬ木々たちから声が聴こえるのと似ています。
時に、その女の人形がぎりぎり歯ぎしりしているように見えたのは、目の錯覚だったでしょうか。
★文楽…場所/国立劇場 5月23日まで。
私が観た演目/赤い着物姿の女の子二人が踊る「二人禿」、松の木をバックに力強い男の姿に圧倒される「絵本大功記」、そして、愛する男をどこまでも追いかける「生写朝顔話」。
そう、文楽の女は、愛した男を決して離さないのです。
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