ルーン文字講座~自分の木を見つけに・・・
翌朝7時起床。みんなで森の中へ入っていきました。
ここでみなさんに体験していただいたのは、“自分の木を見つける”ということ。
古代、ヨーロッパで行われていた風習について少しお話ししました。
子どもが一人で散歩できるくらいまで大きくなったら、お母さんは子どもに「自分の木を見つけに、森の中へ入りなさい」と言います。「でも、無理やり見つけなくていい。木がおまえを見つけてくれるから」と。
自分の木が見つかったら、寄りかかって、見上げて、匂いをかいで、そして、自分のヒミツを一つ、その木に話します。すると、木も自分にヒミツを話してくれる。ヒミツを共有するのですね。
自分の木は、生涯にわたって心通い合う存在となり、その子どもを守ってくれる…と言い伝えられています。現在もどこかの森では、“自分の木を見つける”風習が続けられているとか。
そんな話をした後、森の中へと自分の木を見つけに、みなさん散らばっていきました。
木の幹にそっと手を当てたり。
寝ころんじゃったり。
抱きしめたり!
ただ、たたずむ…。
祈る…。
みなさんがそれぞれの思いで、自分の木と向き合った時間です。
小淵沢の森、ありがとう。
一緒に時間を過ごしたみなさま、すばらしい二日間をありがとうございました。
ルーンとの対話をこれからも続けてください。
きっと、ルーンはあなたが本当に生きたかった人生を、幸せを、導いてくれるはずです。
「ハート形の葉っぱを写真に撮って集めているの!」という方に教えていただいた、心があったかくなるような緑色のハートの葉っぱ。
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