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2012年10月21日 (日)

鎌倉のパワーツリーめぐり1 樹齢一千年のイチョウ

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朝日カルチャーセンター野外講座「鎌倉のパワーツリーめぐり」を行いました。

まずは、鶴岡八幡宮の大イチョウの前に集合です。

14人の方が集まってくださいました。

このイチョウ、さみしいなあと思われると思います。でも、この木、すごい生命エネルギーにあふれているんです。

2010年3月10日に倒れた時は専門家さえ、復活は無理かもしれないと言いました。でも、このとおり、見事に芽を出しています。

倒れた3カ月後に来た時はもっと芽がいっぱい出ていました。その後、細い枝がいくつも出ていた時もありました。

ところが、今一本なのはなぜ? じつはこれこそ、このイチョウを蘇らせるヒミツなのです。

この枝、大木になる可能性のある一本なのです。

たくさんの芽が出ていた中から、専門家が調査し、選び出しました。

木の栄養分をその一本だけに集中させるため、ほかの芽は全部取り除いたのだそうです。

私が見た、木の根っこ全体をおおうように育っていたイチョウの葉はほとんどとられ、この枝一本だけが残されたのです。

今も、新しい芽が出るとこまめに刈るようにしていいるのだそう。ほかの芽が出ていると、栄養がいきわたらなくて、結局どの芽も育たないことになってしまうから。

こんなふうに、鶴岡八幡宮の神主さんが教えてくれました。

この小さな、細い枝がこれから太く、背も高くなっていくのを見つめていきたいですね。

けれど・・・・・・、この枝が大木になる頃に、今、この世にいる人はだれ一人いません。

木の生命力の強さ、いのちの長さに圧倒されます。私たち人間は、木に看取ってもらう存在なのだなあと思います。

そんな話もしながら、イチョウを眺め、先に進むことにしました。(つづく)

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2010年6月。ちょうどこの芽のどれかが、上写真の枝だと思います。倒れて、ひきちぎられた根っこから芽を出す、生命力の強いイチョウです。

★鶴岡八幡宮 樹齢1000年

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