聖なる樹と暮らす

日曜日の森羅万象セミナーの中で、「ご神木や岩くら、日本人がもっていた自然への畏敬の念を思いおこすにはどうしたらいいですか?」
「ご神木や聖なる巨樹をもっと身近に感じるには、私たちはどんなふうにしたらいいのですか?」という質問がありました。
私はこんなふうに答えました。大げさに考えることはなくて、日常の場所で、木や石に目をとめてみてはいかがでしょうか。
街路樹だって、今生きています。ポプラやイチョウは今はまだ落葉樹のままですが、もう少しあたたかくなれば芽を出します。日に日に大きくなって、葉っぱが青々と繁っていきますね。
秋になれば紅葉して、葉っぱを落とし、また裸の木になって、そして春は再び芽吹く。
そんな木々の変化を眺めるだけでも、自然の偉大さを感じることができるように思います。街路樹だけでなく、通勤や通学の道でいつも出会う木、庭に立っている木などでしたら、もっと身近に、ともに生きていることを感じられるかもしれませんね。
それからもう一つのアイデア。今、いちばん私がおすすめしたいのは、「聖なる樹と暮らす」ということです。
ガジュマル、オリーブ、トネリコ、ヒイラギなどご神木や聖なる樹と呼ばれる木でも、種類によっては観葉植物として育てることができるのです。
毎朝、「おはよう」と挨拶をして、一緒に目覚める。昼は日を浴びて気持ちよさそうな緑を眺める。夜は「おやすみなさい」と声をかける。
自分の手元に届いたときから少しずつ芽や枝が伸びていくのを見ていると、木という“いのちの力”がすっと心と体に沁み込んでいくようで、生きる力が湧いてきます。
同じ場所で生きていく木。何か願いを託して育て始めたら、その生命エネルギーと共鳴して、木の成長とともに夢も育っていくでしょう。
あなたも聖なる樹と、一緒に暮らしてみませんか?
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