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2013年3月12日 (火)

3月19日「木々を訪ねる横浜散歩」

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森を歩くのが好き。

横浜自然観察の森へ、3月19日の「木々を訪ねる横浜散歩」の下見に行ったときの写真です。

誰もいなくて、森の中に私、ひとり。

静か・・・川のせせらぎの音だけが響いていて、しばらく耳を澄ませていました。

それから聴こえたのは私の足音。さくさくさく、ぱさっぱさ。木の葉を踏む音。

次に聴こえたのは、ぱふっぱふっという音。今まで聞いたことのない音色だったので、あたりを見渡すとそれは・・・、

崖になった岩からはえるシダの葉に水が落ちる音でした。

ぽとんぽとんと落ちるたびにシダの葉にあたり、森の楽器を鳴らしているみたいに、一定のリズムで鳴っているのでした。

森を歩くと、都会にいると忘れてしまう、ゆっくりと生きるということを思い出します。

静かなこころで、ゆったりとのんびりと、焦ったりしないで前を向いて歩くということ。

大切な人のほうをちゃんと向いて生きるということ。

ふと、気づくと、どこか違う時空の森へと誘われているような・・・そんな感覚になることもあります。

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これからの森の散歩セミナーです。

どうぞ、みなさまもご一緒に、森の宇宙を漂ってみませんか。

319日(火)かながわ県民共済カレッジ「巨樹を歩く~木々を訪ねる横浜散歩」

 http://www.kenminkyosai.or.jp/life/flare/1301/49.html

 

525日(土)朝日カルチャーセンター湘南教室「鎌倉巨樹散歩」 

 http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=193353&userflg=0

 

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コメント

 現在、北欧神話に関心を持っています。特に樹木の中に精霊を感じる世界に興味を引かれるのですが、実は最近気付いたことがあるのです。

 実は、北欧神話については、以前から関心があってヴァーグナーのニーベルングの指環のラインの黄金の世界に資本主義の問題を織り込ませた神話の持つ現代的解釈について関心がありました。

 つまり、神話は単なるメルヘンの世界ではなくて、現実の世界を解釈する4次元的世界であるという視点を北欧神話の世界の中に見るということで、このような視点は、ヒトラーとナチスの関係を深く分析したユングなどが、ドイツの中にヴォーダンの復活があっと述べて神話解釈をしています。

 そのような北欧神話の現実のドイツを中心で起きた歴史の流れを見る中で、大変不思議なことをつい最近発見したのです。それはニーベルングの指環を著したヴァーグナーが、実は、あまりオープンに伝えられていませんが、実はインドのバラモン教や仏教の世界を求めていたということなのです。

 このような領域は、本当にあまりオープンな情報となっていませんが、スェーデン人の学者でカール・ネルソという学者が『ヴァーグナーとインドの精神世界』と言う大変貴重な本を著しています。

 この中で、ヴァーグナーは、インドのバラモン教や仏教の経典を読み、転生輪廻についての深い理解を持っており、仏陀が経典の中でカースト制度の問題に触れて、バラモンであるアーリア人とシュードラである人々の差別とは、過去の転生輪廻の中で、変化してゆくことを知り、この問題を踏まえた上で『勝利者』と言うオペラを晩年造ろうとしたことなのです。

 この『勝利者』と言うオペラの内容は、仏教の経典の中の物語から取ったもので、その内容は、多くの現在の日本人は、知らないものですが、ヴァーグナーは深く理解していました。

 それは日本では、明治に幸田露伴という人の『連環論』の中に掲載されている『プラクリチ』というシュードラ階級の若い女性が、アーリア人でバラモン階級である仏陀の弟子である阿難に恋をしてしまうという物語です。

 ヴァーグナーは、この物語をインド関係に造詣の深い知人の学者より、その原典の翻訳を読みこの物語の中で述べられているカースト制度の問題に対して、仏陀が言及した転生輪廻や因縁の開示を知り、その道理の教えに大変な驚きと驚嘆と理解を示して、この物語をドイツでオペラ化しょうとしました。

 つまり、19世紀のヴァーグナーは、現在のどんな日本人よりも仏教の経典を深く読んで理解する感性を持っていたのです。でも、このオペラはインドの舞台設定がドイツでは困難ということでできませんでした。

 しかし、もしこのオペラができていたら、ヴァーグナーの北欧神話をテーマとしたゲルマン人の神話は、最後は神々の黄昏の終末世界に向かうのではなく、最後は終末を回避して問題を解決するために、インドの精神世界の仏教の世界にその解決策を求めるという芸術世界となっていたかもしれないのです。

 そしてそのことによって、ヒトラーやナチスが、ヴァーグナーの影響を受けて、北欧神話の世界の中の神々の黄昏の世界へ突き進むという流れに入ってゆくのではなく、別の方向に向かう流れが、汎神論と樹木信仰の国。ドイツの中で起きてきたかもしれません。

 つまり、ドイツの汎神論などの自然信仰を基本としたドイツロマン主義が北欧神話の終末を著す流れを造りだしてしまうことに対して、北欧神話が仏教の世界に縁することによって、終末思想が変化してゆくという流れが起きたかもしれないのです。

 特に、この本を読んでゆくと、神々の黄昏を導くワルキューレの一人であるブリュンヒルデの言動が、ヴァーグナーのオペラの中では何度か書き直されていて、その言動が仏教思想に影響を受けて表現されていると著者が指摘しているのです。

 そのようなことで、もし関心がありましたら『ヴァーグナーとインドの精神世界』という本を一度紐解いていただくと、何かその中には、現在の日本人が理解できないドイツとインドの世界の繋がり、そして北欧神話との関係の一端を垣間見ることができるのではないかと思われます。

 以上、大変長文となりましたが、本の紹介ということで書かせていただきました。

投稿: 精霊の守り人 | 2013年3月15日 (金) 11時01分

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