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2013年8月17日 (土)

スウェーデン日記2 北欧の神々の地―ウプサラUppsala

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かつて、神々の神殿が立っていたというウプサラ(※1)の地。神殿は黄金で覆われ、壁面には3人の神様の像が彫られていたという。中央に雷神トール、左右に最高神オーディンと富の神フレイ

神殿のそばには太い枝を広げた大きな木が立ち、一年中緑を青々と湛え、そばには泉があったと伝えられている。その大樹は宇宙樹ユグドラシルを思わせるし、泉は運命の女神ノルンが水をくむウルズの泉を想像させる。

その地に立ってみたい……。

今年1月、北欧の神話や伝説をまとめた本『いちばんわかりやすい北欧神話』を出版した私はどうしても、そこに行ってみたかった。

神々の神殿については、中世ドイツで活躍した年代記編者で、通称ブレーメンのアダム(※2)が書いた『ハンブルグ年代記』に記されているが、それも今では事実かどうかはわからない。

現代においては資料の中にしか見い出せない神々の神殿をこの目で確かめてみたいという思いが心の中に湧いてきた。

ウプサラの地で、風を感じたい、大地の力を感じたい、本当にオーディンやフレイやトールがそこにいたことを自分の肉体で感じとってみたかったのだ。

神話の中で、生き生きと激しく生きていた神々の息吹き。目には見えなくても感じられるかもしれない。オーディンたちが何か、語りかけてくれるかもしれない。

その強烈な思いが私を遠いスウェーデン、ノルウェーへと旅立たせた。たったひとりで……。

Uppsalaへの行き方:ストックホルム駅から電車で約40分。往復108kr

※1ウプサラUppsala…スウェーデン中部の都市。ストックホルムから北へ約70キロ。北欧最古の大学、ウプサラ大学がある。ウプサラ出身の著名人は18世紀の植物学者カール・フォン・リンネ。
※2ブレーメンのアダム…1050年~1080年頃没。ドイツの都市ブレーメンの大司教区で、大聖堂付属神学校の学校長となり、スカンジナヴィア諸国の歴史について執筆した。

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月に出版した『いちばんわかりやすい北欧神話』(¥800 実業之日本社刊)にもとづいて、旅してきました。
ひと目でわかる北欧の神々オーディン、トール、フレイなどの関係図、神話世界の中心・宇宙樹ユグドラシル詳細図を載せています。ぜひ読んでください。

Photo
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