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2013年8月27日 (火)

スウェーデン日記4 ルーン石碑群 Rune Stones

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ルーン石碑に触れること―。これが旅のいちばんの願いだった。

北欧の古代文字【ルーン文字】の研究を始めて、ちょうど10年目。なぜ、今まで会いに来なかったのだろうか? と思うほど、私にとって大切な存在である。もしも、「ルーン」と出会うことがなかったら、私は自分の本を書くことはなかっただろうし、聖樹や巨樹を訪ねて旅する人生もなかっただろう。ルーンとの出会いは私の人生を大きく変えた。そのルーンといよいよ会おうとしている。胸が高鳴る。心臓がドックンドックンと鳴る。もう私のすぐそばにルーンが在るのだ。しかしウプサラ大聖堂から出て、どちらに歩いていけばルーン石碑があるのか、見当もつかない。

ふと、いい香りが漂ってきた。やわらかな優しい緑の香り。そういえばずっと香っていた。大聖堂のまわりを包むように香りはふわふわと漂っている。より強く香るほうへと歩いていくと、すがすがしい黄緑色の芝生の広場があり、大きな菩提樹が立っていた。香りは菩提樹の白い花の香りだった。その前にルーン石碑はあった。

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一つはすっくと立つ石碑。もう一つは平たい彩色された石碑。やっと、めぐり合えた。私のルーン石碑。いつも私に勇気をくれるルーン文字。

石碑に触れると、ひんやりとしていた。ごつごつとした石の感触が手のひらに伝わり、確かにここに来たことを教えてくれる。文字が赤く彩色されている。ヴァイキングたちは船出の前には剣にルーン文字を刻み、自らの血で文字を染め、勝利の魔法をかけたと伝えられている。その赤い色がルーン文字を際立たせていた。平たい石碑にはゲルマン様式の装飾によく見られる竜の姿の中にルーン文字が刻まれ、彩色が施されていた。ルーン碑文が英訳されていたのでそのまま記述する。

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Holmfast had the stone erested in memory of lgulger,his father,and Torbjörn.11世紀

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Igun
and Torger had the stone erected in memory of Kattilfast,their father.Help his soul.Gillg.Öpir formulated the runse.11世紀

2013.7.2
























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