6/4「東京巨樹の会」3日目in 秋田~山形
6月4日(水)。ついに3日目がやってきてしまいました。2泊3日の「東京巨樹の会」ラスト1日です。今日も巨樹を楽しむぞー!!
一里塚のケヤキ
所在地:秋田県湯沢市
幹周:不明 樹高:不明 樹齢:不明
しめ縄が張られていました。可愛いちょうちょ結び。なんて、言っちゃだめよね。「花結び」というお祝いの結び方です。何度も繰り返すという意味があり、出産、入学などののお祝いに使われる水引きの結び方ですね。
木は車が走っている道路沿いに立っています。お地蔵さんが見守っていました。
吹張の大ケヤキ(秋田県指定文化財)
所在地:秋田県湯沢市愛宕町2丁目
幹周:22.75m 樹高:20m 樹齢:400年
幹から下に大きく張り出しているのは、根なのか、それとも幹の続きなのか? 住宅街にドーンとそびえています。
団体行動でなくて個人で行ってたら、登っていたな、私。寝転んだり、仰向けになってへばりついたり。いろいろしたかった~。
って、してるじゃない!? 寄りかかってみました。
今度はこっち側で寝てみました~。時間制限がなかったら、このまま眠っちゃいそうでした。
川連のホオノキ(湯沢市指定天然記念物)
所在地:秋田県湯沢市秋ノ宮字川連
幹周:10.7m 樹高:10m 樹齢:600年
とても有名な巨樹なんです。写真集などで何度も見ていたのに会えなかったホオノキ。やっと出会えました!
女性かしら。木の精霊がすっと足を伸ばして座っているような足が見えます。
ホオノキの花。大きいです。
木の中心が空洞になっていたので、思わず入って座りました。気持ちよかった♪
向川寺のカツラ(大石田町指定天然記念物)
所在地:山形県北村山郡大石田町横山字黒滝4375-2
幹周:9.8m 樹高:33m 樹齢:600年
主幹がしっかりとしたカツラ。珍しいそうです。
勢いにのって映えてくる葉っぱ。らせんを描くみたいなデザインです。
カツラの緑はどうしてこんなに純粋なんでしょう?
向川寺のイチョウ(大石田町指定天然記念物)
所在地:山形県北村山郡大石田町横山字黒滝4375-2
幹周:7.1m 樹高:35m 樹齢:600年
乳柱をたくさん垂らしていました。
参道には根っこが広がって伸び、道いっぱいに張り巡っていて、感動!
向川寺の山門をくぐって少し歩いたところには前述のカツラの巨樹が立っていますよ。
東根の大ケヤキ(国指定特別天然記念物)
所在地:山形県東根市東根本丸南1丁目
幹周:15.77m 樹高:26m 樹齢:1500年
日本一のケヤキ!!
注連縄もデカいっ!
東根小学校の中に立っているんです。校舎には「夢きらり はじける笑顔 けやきっ子」の文字が。
洞穴の中には水分が木全体によく行き渡るような工夫がされているのだそう。
「木のために自分の土地を削って、提供して、ケヤキを守っているんだよ」とすぐそばの家に住む女性。子どもたちも大切に手入れしています。
ここは人と木とが共存しているところです。子どもたちの心の中にはずっと、このケヤキの姿が残るんでしょうね。いいな。
大滝のカツラ(山形県指定文化財)
所在地:山形県東根市関山字滝沢山3172
幹周:13.2m 樹高:31m 樹齢:400年
今回の旅で、最も感動したカツラ。個人で行っていたら、私はこの場から永遠に動けなかったことでしょう。
巨樹写真家・高橋弘さん主催「東京巨樹の会」第43回 6月2~4日 in 山形~秋田~山形。
初参加の巨樹めぐり日記、ひとまずここで終了して、1樹1樹の詳しいエピソードは公式サイトで発表していく予定です。
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