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2014年8月

2014年8月13日 (水)

8/7「東京巨樹の会」in 群馬県みどり市

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巨樹写真家の高橋弘さん引率で「東京巨樹の会 in Gunma」は桐生市の日本最北クスノキを見てから、みどり市へ。

「小平の大スギ」(みどり市指定天然記念物)
所在地:群馬県みどり市大間々町小平 
樹齢:約1000年 幹周り:7.37m 樹高:40


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「こだいら」ではなく「おだいら」と読みます。
バスが到着する少し前から、びりびりとパワーを感じる巨樹です。窓から見上げると思わず圧倒されて、のけぞってしまったくらい! 地上5メートルくらいの所で二株に分かれて成長していっています。

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苔むした木肌はしっとりとして、なんともいえない威厳があり、“森の長老”と呼びたいような雰囲気を醸し出していました。

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そばには小川が流れていました。水面に緑が映ってきれいでした

「薬師堂のカヤ」
 
所在地:群馬県みどり市大間々町浅原 
樹齢:約700年 幹周り:6.2m 樹高:16

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県道から少し入ったところの薬師堂のすぐ隣に立っています。

幹は神さまがデザインしたのでしょうか。下から上へと大きな筆で勢いよく描いたような、水墨画的な美しさを感じました。物凄い迫力で迫ってきます。

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カヤの葉が小さいだけに、幹のダイナミックな姿に圧倒されます。

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このカヤはメス? こんなに色っぽいおしりがありました。

腰がくいっとくびれて、お尻はまんまる、足先へのシルエットも

Beautifl!!

幹の内部は一部がなくなり、空洞になっていますが、力強く生きているカヤ。お気に入りの一本になりました。

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まわりには目の覚めるような緑の風景が広がっていました。

 

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2014年8月12日 (火)

8/7「東京巨樹の会」in 野の大クス(群馬・桐生市)

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8月7日(木)「東京巨樹の会」で群馬県桐生市の巨樹を巡ってきました。

今日、いちばんに出会ったのはこんな可愛いもの・・・・・・。花に登って羽化したセミ。こんなの初めて見た! 

セミたちのすぐそばには見上げるような大きなクスノキ。

「野の大クス」 (群馬県指定天然記念物)
所在地:群馬県桐生市
樹齢:約600年 幹周り:7.97m 樹高:23m

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日本最北のクスノキの巨樹。この木より以北にこれほど大きなクスノキはないのだそう。

まわりには彼岸花の球根がたくさん落ちていました。昨年の花が終わった後、咲く時を待っているのです。彼岸花はこの世でいちばん好きな花。球根を持って帰って植えました。無事に咲いたら報告します。

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この木のまわりが真っ赤に染まったら、どんなに美しく、幻想的でしょうか!

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ちょうどおしりをちょこんと乗せられるようになっていて、座っていると、背中がぽかぽかとあたたかくなるような。大きな手のひらで包まれているような気持ちになりました。

大らかな、母なるクスノキの腕の中で眠ってしまいたい・・・・・・。

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2014年8月 6日 (水)

8月6日 69回目の原爆記念日

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194586日、815分、原爆投下。

ユーカリは一瞬のうちに焼かれ、その姿を失いました。しかし翌年の春、わずかに残っていた根元から小さな芽を出し、人々の生きる力となりました。

数年前から故郷・広島のA-Bombed Trees被爆樹の写真を撮るようになりました。

原爆投下後、跡形もなく消えたのに、翌年の春、大地から芽を出した木もあります。当時の傷跡を残す木もあれば、被爆したとは思えない生命力あふれる木もあります。A-Bombed Treesの現在の姿を見てください。

クスノキ、ユーカリ、アオギリ、ニワウルシ……。

そして、HIROSHIMAからFUKUSHIMAへのメッセージ。

連載エッセイ@nifty新おとなの学び場
「杉原梨江子の聖樹巡礼~巨樹が語る、森の知恵」
第4回“A-Bombed trees祈りの樹”配信中
http://otomana.nifty.com/authors/rieko/

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★写真は広島城のユーカリの木。樹齢約100年。爆心地から740メートル

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