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2015年1月 9日 (金)

2015.1.8「東京巨樹の会」in 諏訪大社 下社秋宮

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諏訪大社 下社秋宮の「一之御柱」

年明け早々、巨樹巡りお正月らしく、諏訪大社のご神木巡りです。ずっと行きたかった諏訪大社。古代から続くご神木の儀式の「御柱(おんばしら)」をこの目で見たかったのです。

諏訪湖を挟んで南に上社(本宮、前宮)、北に下社(春宮、秋宮)の四社がご鎮座する「諏訪大社」。社殿の四隅には「御柱」と呼ばれるご神木のモミが立っているのがこの神社の特徴です。

寅と申の年に式年造営御柱大祭が行われ、社殿の建て替えとその御柱もモミを伐って、新しいご神木を四社ともそれぞれ四隅に立てるのです。その時、巨大なモミの木にまたがって、坂道をすべり降りる祭の映像をニュースなどで見たことありませんか? 日本三大奇祭といわれる木の祭り。豪快な祭りとはうって変わって、この日は初詣客がちらほら歩いているくらいで、ひっそりとしていました。

最初に訪れたのは「下社秋宮」です。
まずは鳥居の前に立つケヤキに会いました。

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☆聖樹巡礼2015-3
専女(とうめ)の欅 
所在地:長野県諏訪郡下諏訪町 
樹齢:1000 幹周り:7.1m 樹高:31m 

どどーんとそびえるケヤキの巨樹。
芽吹きや紅葉の様子で気候を占った「陽気木」として知られる、と看板にあり。「陽気木」という言い方をするのですね。調べてみます。

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大きな空洞ができていました。

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下から見上げたところ。洞(うろ)好きの私としては、いつまでも、中にこもっていたかったです……。

☆聖樹巡礼2015-4
根入り(ねいり)のスギ 

所在地:長野県諏訪郡下諏訪町5828 
樹齢:700 幹周り:5.03m 樹高:35m

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下社秋宮の鳥居をくぐって出会うのは真正面にすっくと立つスギの木。

丑三つ時になると、枝先を下げて根入るような姿になり、しかも、いびきをかくような音が聞こえるから「根入り」という名前がついたそう。ぐぅぐぅ? どんな音なんだろう。 

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二本のご神木を見た後は、いよいよ本殿へ。

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訪れたのは1月8日、立派な門松が!

そして、いよいよ「御柱」との御対面です

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☆聖樹巡礼2015-5
諏訪大社「下社秋宮」御柱

おんばしら、初めて見ました!これは社殿に向かって右手に立つ「一之御柱」です。モミの木……。

社殿を囲むように、ちょうど四隅に立てられているそうです。解説のおじさんが「触りなさい、触りなさい」とやたら勧めるので、なでてみると、すべすべしていました。

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☆聖樹巡礼2015-6
天覧の白松
御柱のとなりにもご神木が!

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社殿向かって左手には「二之御柱」。

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社殿の奥。一般の参拝客は入れない場所に「三之御柱」は立っていました。

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こちらは「四之御柱」。一之御柱の後方、社殿奥の山の中に立っていました。ここもそばまでは行けません。

御柱、四本ともこの目で見ました。想像していた形とは全然違っていました。こんなむき出しの木なのですね。モミの木、下諏訪町の東俣国有林から伐採され、人の手でここまで運ばれてくるのだそう!

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手水舎はなんとお湯!結構熱い。雪の残る真冬のご神木めぐり。湯気がもくもくありがたかった~


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神秘的な光が射し込む中、下社春宮へと向かいました。

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