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2015年1月

2015年1月12日 (月)

2015.1.8「東京巨樹の会」in 諏訪大社 上社前宮

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信濃國一之宮・諏訪大社の下社秋宮、春宮、上社本宮と巡ってきて、最後は最も歴史の古い「上社前宮」です。諏訪大社のご祭神、建御名方神が諏訪に入って、最初に住まわれたとされる場所。諏訪大社の歴史はここから始まったといわれています。上社本宮の前身だから、「前宮」。諏訪大社の巫女さんたちは「いちばん神聖な感じがする」という人も多いそうで期待して行きました。

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丘の上に立つ前宮へは坂道をてくてく登っていきます。

その途中! ヤドリギを発見しました!! 

今から約10年前にウィーンで初めて出会ってからずっと、大好きなヤドリギがいっぱい、いっぱい、いっぱいheart04 


ヤドリギは晩秋から冬にかけて、落葉樹に寄生して、まんまるい緑色の玉をつくる不思議で美しい植物です。こんなにたくさんのヤドリギを見たのは初めてでした。

「東京巨樹の会」のみなさんもあまりの多さに感動なさっていたので、「西欧では願いを叶える幸運の木なんですよ」とお話しすると、「そうなの!?」と驚かれていました。(みなさん、こんなにご神木や巨樹を巡ってても、ご存じないんだなあ。巨樹を見るのが好きでも、木の文化にはご興味ないのかなあ。自分がしている研究が意味のないことなのかしら…と思うのはこんなときgawk

☆聖樹巡礼2015-12
前宮の大ケヤキ

所在地:長野県茅野市宮川2030 
樹齢:
300 幹周り:6.67m 樹高:35m

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参道にデンッと構えるご神木の大ケヤキさまにもたくさんのヤドリギが……。

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「よーけ、もぶれついとるわぁ」
幼い頃、おじいちゃんが柿の木を見上げてよくそう言っていた、広島弁を何度もつぶやいてしまいました。

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ほら、諏訪の町を見下ろすと、あっちの木にもこっちの木にも。

感動happy01 ヤドリギさんたちを背に、坂道をさらに登ってゆきます。

☆聖樹巡礼2015-13
諏訪大社「上社前宮」の御柱


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前宮に着きました。しんとして、物音一つしません。私たちが歩く足音だけ……。雪の中に立つ「一之御柱」を見上げます。

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☆聖樹巡礼2015-14
野生そのもののようなご神木がいくつも立っていました。これはイヌシデ。

前宮は他の三社に比べて社殿も小さく、こじんまりとした空間ですが、神聖な気が漂っていました。巫女さんたちがおっしゃるとおり……。

社殿の裏側の神域には荘厳なケヤキが何本も立っていました。写真が撮りづらく、ご紹介できないのが残念なのですが。

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雪景色の中、御柱も聖なる雰囲気を醸し出し、すっくと立っておりました。これは「二之御柱」です。

なんて素敵なところなのでしょう、前宮。心身が清められていくような、いい気が流れ、まさに日本の聖地でした。

天に広がる青い空、純白の雪、神聖な御柱、ダイナミックな大ケヤキ、かわいいヤドリギさんたち。

今回の巨樹巡りの旅は終わりです。

巨樹というより、御神木巡り。新年にふさわしい一日となりました。引率してくださった巨樹写真家の高橋弘さん、ご一緒した皆さま、ありがとうございましたhappy01

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2015年1月11日 (日)

2015.1.8「東京巨樹の会」in 諏訪大社 上社本宮

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凍りかけた諏訪湖を通って、いよいよ諏訪大社の本宮に到着です。

ここは全国一万有余の諏訪神社の総本社。ご近所の諏訪神社はすべてこの本宮に通じているのですね。諏訪大社は本殿がないことが特徴の神社で、神様は拝殿奥の森に住んでいらっしゃるとされています。

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本来はこの鳥居はなかったそうです。鳥居ができたばっかりに、正しいお参りの方法を参拝者がしなくなった、と地元の人が嘆いていました。

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諏訪大社本宮の正しいお参りの仕方は、参道から境内に入ると左手に進むこと。左手には大太鼓が飾られた拝殿があります。

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そして、長い渡り廊下を通ってから、社殿に向かうというのが正式。ほとんどの人が鳥居をくぐると、ちょうど正面にある社殿に真っ直ぐ向かってしまうとのこと。みなさん、左へ左へ行きましょう。

と、正しく左に歩いていくと出会えるのがご神木のケヤキです。

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☆聖樹巡礼2015-9
贅掛の大欅 

所在地:長野県諏訪市中洲宮山一 
樹齢:
1000 幹周り:8.7m 樹高:35m

樹齢1000年のご神木。1月初め、雪の中に立つケヤキはちょっぴり寂しそうな印象でした。見上げるようなケヤキでしたが、新緑の頃に会えばもっと勢いよく感じられるのでしょうか。

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☆聖樹巡礼2015-10
反対側にもケヤキのご神木。こちらは上部が伐られていましたが生き生きと見えました。

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☆聖樹巡礼2015-11
諏訪大社の「上社本宮」の御柱

本宮の「二之御柱」は大ケヤキの
横に寄り添うように立っていました。最初、気づかなかったbearing そこから渡り廊下を歩き、左手にモミのご神木を眺め、右手にケヤキ。社殿へと歩いていきます。

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参拝の後、石段を下りて右手に「一之御柱」はありました。社殿の四隅を囲む四本の御柱、残りの「三之御柱」「四之御柱」は見えないところに立っているのでしょう。

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一之御柱のちょうど裏側。伐採した森から人の手によって曳かれ、ここまで運ばれてくるから、表面はざらざらとこすれた跡が痛々しい。でも、御柱を崇拝し、儀式を古代から続けてきた地元の人々の熱い思いが伝わって来るようでした。傷跡はまさに歴史の勲章ですね。

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本宮が何より楽しいのはお土産屋さんがいっぱいあること! もっとゆっくりできたら、いろいろ買ったのになあ。一つも選べないでバスに戻りました。ちょっぴり残念。

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巫女さん、発見!諏訪大社のお参りも大詰めですheart04










 

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2015年1月10日 (土)

2015.1.8「東京巨樹の会」in 諏訪大社 下社春宮

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次に訪れたのは下社春宮。

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こっちの手水舎は冷た~い水でした。つららができていた~! この日、ホントに寒かったもん。

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鳥居をくぐってすぐ右手には、御柱祭の儀式に欠かせない「木落とし坂」があります。

巨大なモミの木に男衆が乗って一気に落ちていく!! あの木落としの現場ですhappy02

ニュース映像でよく映る最もメイン、上社で行われるのは傾斜27度のもっと広い木落とし坂ですが、ここでも見られるそう。

「奥山の大木 里へくだりて神となる ヨーイヤサ」

木遣りの掛け声で行われる豪壮な儀式の一つ、木落とし。いつか、絶対見てみたいheart04


こじんまりとした木落とし坂のすぐそばに立つのはスギのご神木。

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☆聖樹巡礼2015-7
結びの杉 
所在地:長野県諏訪郡下諏訪町 
樹齢:不明 幹周り:不明 樹高:不明

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根元は一本、先のほうで分かれた連理の杉。途中で二手に分かれて寄り添うように伸びていくから、縁結びのご利益があるといわれています。

さて、春宮の御柱は……。


☆聖樹巡礼2015-8
諏訪大社「下社春宮」の御柱

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一之御柱。

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二之御柱。

ちょっと歩いて、「万治の石仏」を見に行きました。

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岡本太郎が「世界中歩いているが、こんなに面白いものを見たことがない!」と絶賛したという石仏。うーん、あまり感激はしなかったけど、右回りに3回まわって願い事をかけると叶うというのは面白かった。

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みんなで、ぐるぐるぐる、てくてくてく。
背中に雪がぽっこり積もっていましたよ。

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春宮まで来た人は立ち寄るのをお忘れなく。「待ってるよ~」と石仏さまが言ったかどうかは……?

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すぐそばにはきれいな小川。


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赤い鳥居を通って行きました。次は、諏訪湖の反対側、上社に向かいます。

 

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2015年1月 9日 (金)

2015.1.8「東京巨樹の会」in 諏訪大社 下社秋宮

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諏訪大社 下社秋宮の「一之御柱」

年明け早々、巨樹巡りお正月らしく、諏訪大社のご神木巡りです。ずっと行きたかった諏訪大社。古代から続くご神木の儀式の「御柱(おんばしら)」をこの目で見たかったのです。

諏訪湖を挟んで南に上社(本宮、前宮)、北に下社(春宮、秋宮)の四社がご鎮座する「諏訪大社」。社殿の四隅には「御柱」と呼ばれるご神木のモミが立っているのがこの神社の特徴です。

寅と申の年に式年造営御柱大祭が行われ、社殿の建て替えとその御柱もモミを伐って、新しいご神木を四社ともそれぞれ四隅に立てるのです。その時、巨大なモミの木にまたがって、坂道をすべり降りる祭の映像をニュースなどで見たことありませんか? 日本三大奇祭といわれる木の祭り。豪快な祭りとはうって変わって、この日は初詣客がちらほら歩いているくらいで、ひっそりとしていました。

最初に訪れたのは「下社秋宮」です。
まずは鳥居の前に立つケヤキに会いました。

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☆聖樹巡礼2015-3
専女(とうめ)の欅 
所在地:長野県諏訪郡下諏訪町 
樹齢:1000 幹周り:7.1m 樹高:31m 

どどーんとそびえるケヤキの巨樹。
芽吹きや紅葉の様子で気候を占った「陽気木」として知られる、と看板にあり。「陽気木」という言い方をするのですね。調べてみます。

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大きな空洞ができていました。

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下から見上げたところ。洞(うろ)好きの私としては、いつまでも、中にこもっていたかったです……。

☆聖樹巡礼2015-4
根入り(ねいり)のスギ 

所在地:長野県諏訪郡下諏訪町5828 
樹齢:700 幹周り:5.03m 樹高:35m

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下社秋宮の鳥居をくぐって出会うのは真正面にすっくと立つスギの木。

丑三つ時になると、枝先を下げて根入るような姿になり、しかも、いびきをかくような音が聞こえるから「根入り」という名前がついたそう。ぐぅぐぅ? どんな音なんだろう。 

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二本のご神木を見た後は、いよいよ本殿へ。

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訪れたのは1月8日、立派な門松が!

そして、いよいよ「御柱」との御対面です

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☆聖樹巡礼2015-5
諏訪大社「下社秋宮」御柱

おんばしら、初めて見ました!これは社殿に向かって右手に立つ「一之御柱」です。モミの木……。

社殿を囲むように、ちょうど四隅に立てられているそうです。解説のおじさんが「触りなさい、触りなさい」とやたら勧めるので、なでてみると、すべすべしていました。

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☆聖樹巡礼2015-6
天覧の白松
御柱のとなりにもご神木が!

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社殿向かって左手には「二之御柱」。

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社殿の奥。一般の参拝客は入れない場所に「三之御柱」は立っていました。

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こちらは「四之御柱」。一之御柱の後方、社殿奥の山の中に立っていました。ここもそばまでは行けません。

御柱、四本ともこの目で見ました。想像していた形とは全然違っていました。こんなむき出しの木なのですね。モミの木、下諏訪町の東俣国有林から伐採され、人の手でここまで運ばれてくるのだそう!

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手水舎はなんとお湯!結構熱い。雪の残る真冬のご神木めぐり。湯気がもくもくありがたかった~happy01


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神秘的な光が射し込む中、下社春宮へと向かいました。

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2015年1月 6日 (火)

2015.1.3初詣~縁結びのイチョウ

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☆聖樹巡礼2015-2
 
吉備津神社の公孫樹乳房神(広島県)
所在地:広島県福山市新市宮内400
▽樹齢:不明 ▽樹高:不明 ▽幹周り:不明

先日、紹介した吉備津神社の本殿辺りにもイチョウのご神木はたくさんありました。とくに本殿前のこのイチョウは、安産・子育てを守護する乳房神社に立っています。

根元から二本に分かれて、仲良く寄り添うように生長する「連理のイチョウ」。縁結びのシンボルに共通の姿をしています。

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ご祭神は「乳房神」で、「公孫樹乳房神(こうそんじゅ・ちぶさがみ)」と呼ばれて親しまれているそうです。

イチョウを挟んで、右手に夫婦円満の絵馬、左手に安産・子授け祈願の絵馬が数多く供えられていました。

私が夢中で写真を撮っていると、老夫婦がお参りにいらっしゃいました。場所を譲ると、長く手を合わせ祈っていかれました。息子さんかお嬢さんか、子供の幸せを願うお二人の後ろ姿に、新しい年の始まりに家族を大切に思う気持ちは誰でも一緒だとあたたかな気持ちになりました。

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そばには十二支を守護神さまが祀られています。
ヘビさん、あけましておめでとうございますheart04

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境内ではロウバイが満開でした。

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2015年1月 4日 (日)

2015あけましておめでとうございます!

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2015
年 あけまして、おめでとうございますhappy01

今年も日本全国「聖樹巡礼」に出かけて、すばらしい樹木と出会う感動、喜びを伝えていきます。時には、樹木が語ってくれたことなども……。

皆さまの“会ってみたい”気持ちをそそる、凄い巨樹、素敵なご神木をお届けします。心に響くTREESを見つけてください。
まずはこのご神木から。


☆聖樹巡礼2015-1
吉備津神社のイチョウ 
所在地:広島県福山市新市宮内 
    備後一宮吉備津神社 
樹齢:約300年 樹高:22m 幹周り:6m
2015年1月3日撮影)

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2015年初めて出会った巨樹はイチョウ。「いっきゅうさん」こと、備後一宮・吉備津神社のご神木。推定樹齢約300年。幾本もの小枝が枝垂れていて、美しい枝ぶりです。

イチョウの横には屋台が並んでいて、たこ焼きほおばりましたheart04

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お参りの後、名残惜しくてもう一度近くでじっくり観察。枝の先にはぷっくりとふくらんだ冬芽から、小さな小さな緑色の芽が顔をのぞかせていました!

元旦からしんしんと降り積もった雪が消えて、ぽかぽか陽気の3日、春を待ち望んでいるようなイチョウでしたconfident

皆さまの2015年がすばらしい出会いの連続でありますように。

1つ新しいことと出会うと自分が変わる。変わらない自分がいたら、それもいい。内なる魂の声に気づくことができるはずです。

あなた自身をいっぱい愛する一年を送ってくださいheart02

 

 

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