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2018年1月13日 (土)

私にとってのアナザースカイ―ウィーン

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私にとって、「アナザースカイ」って、どこだろう? と考えてみた。

ウィーン。ベルヴェデーレ宮殿。クリムトの美術館。

訪れたのは12月。市庁舎前のクリスマス・マーケット(写真)にわくわく。屋台で飲んだホットワイン。

連日連夜の音楽コンサート。ウィーン・フィルの学友協会ホール、オペラ座、ミュージカル「エリザベート」、宮殿コンサート。

ブダペストへの列車旅。

不思議な本屋さんに導かれた路面電車。初めての本を書き始めるきっかけとなった、ヤドリギの導き。

12月、童話の世界に迷い込んだようなウィーンで、わたしはたしかに妖精に出会ったのだ・・・。

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市庁舎前、ヤドリギの屋台。


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ウィーン・フィルの本拠地、学友協会ホール。黄金の天上絵のあまりの美しさ! 音楽を聴く耳、美を観る感性はここでの感動が原点だと思う。

当時、私は編集者で、“自分の本を書く”という発想はなかった。けれど、この旅で出会ったあるモノからインスパイアされて、私は1冊の本を書いた。そして、ウィーンを旅した翌年、初めての本を出版した。

このとき体験した、自分の意志をはるかに超えた出会いの数々、不思議な導きは今も忘れられない。

その経験は、『古代ケルト聖なる樹の教え』のプロローグにくわしく書いたので、ぜひ読んでください。

日テレ「アナザースカイ」でアートディレクター森本千絵さんが登場。自身の創作の原点となるエストニアに旅した映像を見て、私のアナザースカイを考えてみました。

森本千絵さんの素敵
・依頼以上のものを創る
・下絵さえ、アートとして存在し得る、すばらしい感性の持ち主!
・歯医者さんの内装のために、絵本も作った、歌も作った
・最初の仕事、腕時計の数字が動き出す、アニメーション。1ミリずつ動かす手作業で、1か月かかった。エストニアのアーティストとの共同作業
・15年前に一緒に仕事したディレクター3人との出会い
・創作の原点となったエストニアがアナザースカイ

笑顔が素敵!ただただ依頼された以上のものを創り出す、依頼主の想像を超えた作品群に圧倒されます。

森本さんの創造のエネルギー、仕事のやり方、インスピレーションの源をふり返ると、エストニアへの<旅>があった。

あなたにとって、アナザースカイはどこですか?


アナザースカイ・ウィーン旅の思い出

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毎日がコンサートの旅。ウィーン到着して第1日目、コンサートホールの予約を入れました。連日連夜、夕方ホテルに戻ってドレスアップ、音楽を聴く旅

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初オペラ。小澤征爾さんがウィーン国立歌劇場の音楽監督を就任なさった年でした。小沢さんの指揮による「さまよえるオランダ人」。

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オペラ座で着物。

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ホーンブルク宮殿。フィアカー(観光馬車)の御者がお客さんを待っています。

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ウィーンでいちばん好きな場所は、ベルヴェデーレ宮殿。クリムトの美術館もありますよ。

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市庁舎前のクリスマス・マーケット。

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地元の人がよく食べるというポテト料理を注文。

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1794年に開業した「カフェ・モーツァルト」。

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ウィーンに行ったら絶対食べなきゃ、ザッハトルテ。お店はカフェ・モーツァルトじゃなかったかも。

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ウィーンのメインストリート、ケルントナー通りのホテル。朝食がとてもおいしかったの

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街はクリスマス。天使が歩いてた

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ウィーンから足をのばして、ブダペストへ。そのお話はまた今度。







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