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2018年4月

2018年4月26日 (木)

Frower Symbols 富と幸福の花「エニシダ」が満開♪

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エニシダが満開になりました!

1週間ほど前に買ったときはつぼみばかりでしたが一気に咲いて、黄金色の花でキラキラッ、まぶしい空間になっています

シンボルは「冨と幸福」。

昔は枝を束にして箒(ほうき)にされていたそう。エニシダのほうきで掃くと、場の清めに。一般家庭はもちろん、神殿や寺院をエニシダのほうきで掃くことは、俗世の穢れを祓い清めることとされました。

なんと西欧では「エニシダの繁る家はかかあ天下」と言われています。私!?そんなつもりないんだけどなあ。

エニシダにはエピソードがいっぱい

もっと知りたい人は私の本『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』45ページをご覧くださいネ。


★エニシダ(マメ科・落葉低木)
学名:Cytisus scoparius
シンボル:冨、幸福、永遠
裏シンボル:復讐

 

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2018年4月25日 (水)

2018.4.18 『花のシンボル事典』が重版になりました!

【最新刊 重版のお知らせ】

2017年に出版した『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』が重版になりました

昨年6月に出版して、その年のうちに重版の連絡をいただくのは初めてのことです。

多くの皆さまに手に取っていただいたおかげです。ありがとうございます

読者の方からのアンケートハガキに嬉しいメッセージがありました。

この本を買った理由として、「花束を贈るとき、カードの添え書きに♪」。

書店で見て、買ってくださったそうです。嬉しいですね。

大切な人に花を贈るとき、お庭で育てたり、部屋に飾ったりする花を選ぶとき、シンボルから選ぶ、そんな楽しみが味わえる本です。

花の象徴、名前の由来、歴史上の人物のエピソードなど、この花にこんな深い意味が!という驚きもあると思います。

みなさまの日常を豊かに、お役に立てる本であり続けますように

★本の詳細はこちらからご覧ください。
『神話と伝説にみる 花のシンボル事典』
 杉原梨江子著(説話社刊,2017

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2018年4月18日 (水)

財務省・福田事務次官のセクハラ疑惑報道に思うこと

米国で「#Me Too」ムーブメントを起こした報道が、2018年ピュリッツァー賞を受賞しました。一方、日本では「Me Tooが広がらない」と海外メディアが報じています。

財務省・福田淳一事務次官のセクハラ発言問題。あんな程度のことなら、日常茶飯事。女性記者、ライターだけでなく、働く女性はみんな多かれ少なかれ経験しているんじゃないでしょうか? 

渦中のニュースは政治家のモラルの問題ではなく、この国の男と女の問題です。

日頃セクハラ発言があまりに多いので、夕方以降、男性編集者と2人きりで会わない、を鉄則としてきました。しかし、昼でもセクハラ発言をする男性はいるし、夜の会食などで大勢人がいても卑猥な発言を繰り返す男性も多い。これが現実です。

しかし、誠実な男性編集者や仕事関係の人たちと、セクハラ発言の多い男性とは、全く違う外見や仕事ぶりかというとそうでもなく、いたって普通の、人当たりのいい、ご挨拶程度なら「いい人だな」と信頼できる雰囲気の人、仕事ができる人も多いのです。訴えても信じてもらえないかもしれない。そこが女性が告発する難しさとなっていると思います。

男性編集者、取材相手、仕事関係者等からの忘れがたいセクハラ発言。「ホテルに行こう」「関係を持ったほうが仕事がうまくいくよ」「あなたと会うと〇〇〇したくなる」等々、すべて仕事の打ち合わせ中(!)での発言です。福田氏が言った程度の発言がセクハラと大問題になるなら、訴えればよかったと過去の自分が腹立たしくなる。泣き寝入り。結局、そんな仕事相手とは縁遠くなり、その編集部にも行きづらくなり、仕事をなくす。彼らは会社員なので、1人のライターが去ったにすぎず、痛くもかゆくもなく、今頃は定年退職して、悠々自適でしょう。

なぜ、訴えなかったのか?

セクハラをした人間よりも、自分のほうが不利になるだろうな、という判断です。

もしも告発した場合、まず「敵」となるのは、セクハラした人間を取り巻く、男性の上司、同僚、部下。さらに怖いのが女性。その編集部だけでなく、同業者の女性たちも批判の目を向けるでしょう。夜に2人きりになったのが悪い、そんなこと言われた(された)くらいで訴えるなんてバカじゃないの、仕事をとるために誘惑したんじゃないの、自業自得だ!などと非難を浴びるだろうなと怖かった。

結局、戦う勇気がなかったのです。

言葉によるセクハラにとどまらず、ある事件が起きた時(今思えば刑事告訴できた案件、強制わいせつ罪にあたる)、私はもう若いという年齢ではなかったので、こんな年で訴えるなんて恥ずかしいという思いもありました。他人にうまく説明する自信もなかった。何よりも、こんな問題を起こしたら、今後の仕事に影響があるだろうと思い、ぐっと我慢をしました。それに私はフリーランスで、1人で戦わなくてはいけませんでした。たった1人で、大手出版社の編集者相手に戦いを挑むのは、よほどの根性がないとできないと思います。

渦中にいる女性記者の今後の動向に注目したいと思います。彼女が大手新聞社や出版社など組織に所属する人間であることを祈ります。フリーランスだったら、この人は切り捨てられ、孤立無援となるでしょう。セクハラ問題を1人で戦うには相手が大きすぎます。政治家も新潮社も世間も、手玉に取るくらいの強い人であってほしいと切に願います。

人間は弱いものなのです。「Me Tooは日本では広がらない」今後もそうだと思います。

 

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2018年4月16日 (月)

2018.4.17FMラジオ出演ブック・アンソロジー第10回スミレ

【ラジオ出演のお知らせ】

月に1度、新刊『花のシンボル事典』から季節の花を紹介するラジオ。

4月は「スミレ」についてお話ししました。

この小さく、可憐な花を愛した人物は、あのナポレオン。その皇后ジョゼフィ―ヌとの恋の物語とともにお楽しみください

番組名
エフエムふくやま・本の情報「ブック・アンソロジー」
<もっと素敵にマイライフ>のコーナーにて。

放送日:毎月・第3火曜日の19時35分から。

※動画ラジオ、YouTubeでお聴きください。

第10回 2018年4月17日(火)放送

 

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2018年4月14日 (土)

20180408御嶽山白龍神社で奉納剣武

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群馬県伊勢崎市「御嶽山白龍神社」春祭り、奉納剣武の儀式に参加しました。奉納をしたのは剣武天真流本部正師範の関口さん。私は写真係として同行

御嶽山の白龍さんが見守る神社です。初代宮司のお嬢さんから、白龍さんと出会った話を聞くことができました。滝場のところで白龍さんがこちらを見ていて、"目が合った"と! 真っ白い体、目はルビーのように赤く、キラッキラと輝いていたそうです。白龍さんと目が合う奇跡! 想像するだけで感動です。私も会いたい ほかにもいろいろと不思議なお話を聞き、神秘的な神社に訪れた偶然を幸せに思いながら過ごした1日でした。

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広い境内。この写真左手に滝場があり、白龍さんが出現


奉納の儀式報告。
気持ちよく晴れ渡った空の下、午前
10時から神事が始まりました。最初は、美しい巫女舞いの奉納。

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続いて、剣武の奉納儀式です。なんと、真剣!による神様へのご挨拶(上写真)。関口氏が「宮本武蔵ゆかりの真剣なんですよ」と、観客の皆さんが見えるように刀を掲げると歓声があがりました。

それから、模擬刀(偽物の刀)に変えて、
「天真五相」心と体を大きく開放していく型。
「華厳瞑想」の型
「白龍遊天(はくりゅうゆうてん)」
「桜花爛漫(おうからんまん)」と、
研ぎ澄まされた型が次々と披露されました。

子どもたちからは「すごいねぇ」とか「刀、ホンモノ?」とか、あちこちで驚きと感動のささやきがあがっていました

鳥居のそばには枝垂桜が咲き誇り、根元には紅白のツバキ。

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境内では、藤の花が咲き始め、芍薬は満開。春祭りを祝うかのような花、花、花。

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あづま太鼓、摂社・末社をめぐるスタンプラリー、ヨーヨー、金魚つりなど、楽しいイベントも盛りだくさんの楽しいお祭りでした


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あづま太鼓は迫力満点!すぐそばには屋台があり、焼きそばのいい匂いが

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2018年4月 4日 (水)

被爆桜めぐり2018 in ヒロシマ

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公式サイトで、被爆桜(ひばくざくら)を紹介しました

№51安田学園のソメイヨシノ

http://rieko-sugihara.com/photo_essay/j_tree/hiroshima/51_Sakura%20inYasuda%20Gakuen.html

大切なことが書かれた紹介文です。ぜひご一読ください。

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ささやかな一瞬が人生の宝物になる 2018.4.1

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一日の中で、いちばん豊かな時間はいつだったでしょうか。いちばん笑顔になれたのはどんなときだったでしょうか。この一週間のなかで、かけがえのない瞬間はだれにでもきっとありました。

わたしはこの間の日曜日を思い出します。薫さんの家でセミナーの打ち合わせをしていたときのことです。チュッチュ、チュッチュと小鳥の鳴き声が聞こえてきました。高く響く声はどんどん大きくなっていきます。

「あ、小鳥がヒナにエサをやっているんだわ。小鳥の巣が見えない?」

薫さんの家の前は小さな森のようになっていて、芽吹いたばかりの木々が空いっぱいに広がっています。その一本に小鳥の巣をかけたそうです。すると小鳥がやってきて巣をつくり、子育ての真っ最中。

チュッチュ、チュッチュッ、ピピピピ。

薫さんと耳を澄まして、しばらく小鳥の声を聞いていました。春の日差しが射し込む部屋でふたり、静かに、静かに。緑は透きとおって輝き、通り抜けていく風は芽吹きのエネルギーに満ちていました。

春の時間。大切な友だちと小鳥の声に耳を澄ますひととき。目にはまぶしい緑の光。このときの風景をわたしは一生忘れることはないでしょう。

ささやかな一瞬が人生の宝物になる、そんなことを思った一日でした。

今がどんなにつらい状況でも、抱えている問題で不安な夜を過ごしていても、自分の心をちょっと明るくする瞬間が、誰にでもきっとあると思います。

一日の中で、一週間の中で、心にポッと灯がともった瞬間を思い出してみてください。思い悩む人の行く道にも、ひと筋の光が差し始めると、わたしは信じています。

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薫さんの家の近く、一本道。

 

 

 

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