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2019年3月 8日 (金)

ムーミンバレーパークに行ってきました!

ムーミンバレーパークのプレオープンにご招待いただき、思いっきり遊んできました。316日オープン!世界で初めて、1年中ムーミンに会えるというテーマパークが埼玉県飯能市にできたのです。

ムーミン物語のArisa Kawasakiさん、ありがとうございます! Arisaさん、本当におめとうございます。5年前には、手弁当で集まって、ムーミンワールドのオープンに向けて、試行錯誤をしていましたね。そして、やっとやっとのオープン。本当に感慨深いです。

ムーミン谷を再現したここでは、ムーミンやノンノン(今や、この呼び方ではない)、ムーミンパパ&ママ、ミー、ニョロニョロなどがひょっこり現れそうな工夫がいろいろありました。たとえば、「ヘムレンさんの遊園地」にあるスカイツリー。小さな部屋の中にはフライパンや鍋、お茶のセットなど、ムーミンママが用意したのかな?と思うような、くつろぎスペースになっていました。かなりゆれる吊り橋がかかっていて、アスレチックが楽しめるスポットですが、この部屋の小さなベンチでぼんやりするのもいいな。オープン後は有料のアトラクションも体験できました。

いちばん楽しかったのは「飛行おにのジップラインアドベンチャー」かな。ヘルメットとハーネスをつけて、おさびし山の頂上から湖の上を約400メートルを滑走するアトラクション。「飛行おにが隠した赤いルビーがムーミン谷のどこかにあって、「見つけられたら、願い事が叶う」と言われ、かなりのスピードですべり降りながら、ルビー探しました。見つけたっ!

お見事!としか言いようのないのは「ムーミン屋敷」。

あの円柱型のムーミン屋敷は地下1階から3階まで、ムーミン一家の暮らしがそのまま再現されていて、物語の中に入ったみたい。台所ではやかんのお湯が沸騰!ムーミンの部屋には描きかの絵が置かれたままだったり、ムーミンママの部屋では裁縫の道具やミシンなど、さっきまで、ムーミンたちがいたんじゃないっ!?と思うほど。家具や食器などはフィンランドやノルウェ―から直接買い付けたものが約3000点だそう。もっとよく見たかったなあ。最後のほうにガイドさんが話した「魔法の鍵とトランク」はもうちょっと工夫がほしかった感あるけれど、そのトランクから取り出したというお土産をもらいました。

あと、「リトルミィのプレイスポット」ではちょい参加型になっていたり、「海のオーケストラ号」の映像体験は15分とは思えないほどのストーリー展開。

何より嬉しいのは、自然の森と湖のある場所につくられていること。風の匂い、土の匂いを感じながら、ムーミン谷をのんびり、てくてく、散歩も楽しみたい場所です。新緑の季節はもっと素敵だと思う。でも、おさびし山は本当にさびしかった。「スナフキンのテント」まで歩くと、私1人。ああ、スナフキンはこんなに寂しく、だれも来ないような場所でたった1人で過ごすのが本当に好きだったんだと、スナフキンの気持ちがわかったような気がしました。

アトラクションが注目されがちですが、展示スペースもかなりの充実度。もっと宣伝すればいいのに。「コケムス」23階にある常設展「ムーミン谷のギャラリー」は何度でも見たいし、体感展示はムーミン谷に迷い込んだみたいだし、企画展「ムーミンとトーベ・ヤンソン」はすばらしい!トーベ・ヤンソンの自筆の絵画も半年ごとに1作品ずつ展示されるそう。

ランチは、ムーミンママの得意料理パンケーキのお店で、「ほうれん草とベーコンのLettu」いただきました。

ああ、楽しかった。オープンしたら、ぜひお出かけくださいな♪

★ムーミンバレーパーク(埼玉県飯能市)入園料1500(税込)、一部有料アトラクションあり。園内には世界最大のムーミンショップもありますよ。

 


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