伊豆奥地の千手観音杉
冬になると思い出す。
雪の中で見た、神秘的な杉。
千手観音さまに似ている・・・。
初めての熊野で、運命的な出会いがありました。
神内神社の「蘇りの木」。
クスノキのご神木で、胎内くぐり。
思いがけない神秘的な体験でした
もう1本は同神社の石鳥居そばに立つ「安産樹」。
子どもをあやすように、石を抱えているんですよ。
どちらも公式サイトで紹介しています。どうぞご覧ください。
http://rieko-sugihara.com/photo_essay/j_tree/mie/
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
これは昼間の「那智の滝」ですが、今回の旅でいちばん感動したのは、夜にこの滝の前まで連れて行っていただいたことです。
懐中電灯を持って石段を下り、滝場の前に来たときは真っ暗で、滝の音だけが聞こえていました。
「懐中電灯を消して」とIさんの声に全員が消すと・・・真っ暗闇
と、ふわーと那智の滝が浮かび上がったときの幻想的だったこと!
滝の落ちる場所だけが白く浮かび、耳に届いていた音がその滝から聞こえるとはっきりとわかった瞬間。何とも言えない感動に包まれました。
滝の白さだけが「明」を表すもの。ただただ暗闇。ご一緒した皆さんの姿もどこかわからりません。一瞬、わたし1人ではないかと怖くなるくらい。
滝と向き合い、静かに見つめ、耳を澄まし、、、。
私が滝と対話するのを待っていてくださる皆さまの優しさを感じながら、もうしばらく、もうしばらくと思いつつ、「帰ります」と。
滝をあとにするときは寂しい思いにかられましたが、昼には味わえなかった感動に、心も体も鎮まった時間でした。
昼間は楽しい石段ですが、夜はちょっとこわかった。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
熊野への旅、余韻にひたる毎日です。
熊野三山の御祭神を祀る闘鶏神社。2016年10月に世界遺産に登録されています。
「熊野詣はこの神社で、安全祈願のご挨拶をしてから」と、熊野通の友人に聞き、紀伊田辺駅に到着後、すぐにお参りしました。
大きなクスノキが出迎えてくれました。
私のオフィシャル・サイトの「聖樹巡礼」。初めて、和歌山県が加わった、記念すべきご神木です。詳細はこちらからご覧ください。
http://rieko-sugihara.com/photo_essay/j_tree/wakayama/
旅は、その土地から、その樹木から呼ばれる・・・という感覚があります。
ご神木、巨樹を追いかけながら、熊野からはなかなかお呼びがかからなかったのよね~
やっと念願の熊野。少しずつ出会った木々とのおしゃべりをアップしていきますね
ニワトリみくじ。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
群馬県伊勢崎市「御嶽山白龍神社」春祭り、奉納剣武の儀式に参加しました。奉納をしたのは剣武天真流本部正師範の関口さん。私は写真係として同行
御嶽山の白龍さんが見守る神社です。初代宮司のお嬢さんから、白龍さんと出会った話を聞くことができました。滝場のところで白龍さんがこちらを見ていて、"目が合った"と! 真っ白い体、目はルビーのように赤く、キラッキラと輝いていたそうです。白龍さんと目が合う奇跡! 想像するだけで感動です。私も会いたい ほかにもいろいろと不思議なお話を聞き、神秘的な神社に訪れた偶然を幸せに思いながら過ごした1日でした。
広い境内。この写真左手に滝場があり、白龍さんが出現
奉納の儀式報告。
気持ちよく晴れ渡った空の下、午前10時から神事が始まりました。最初は、美しい巫女舞いの奉納。
続いて、剣武の奉納儀式です。なんと、真剣!による神様へのご挨拶(上写真)。関口氏が「宮本武蔵ゆかりの真剣なんですよ」と、観客の皆さんが見えるように刀を掲げると歓声があがりました。
それから、模擬刀(偽物の刀)に変えて、
「天真五相」心と体を大きく開放していく型。
「華厳瞑想」の型
「白龍遊天(はくりゅうゆうてん)」
「桜花爛漫(おうからんまん)」と、
研ぎ澄まされた型が次々と披露されました。
子どもたちからは「すごいねぇ」とか「刀、ホンモノ?」とか、あちこちで驚きと感動のささやきがあがっていました
鳥居のそばには枝垂桜が咲き誇り、根元には紅白のツバキ。
境内では、藤の花が咲き始め、芍薬は満開。春祭りを祝うかのような花、花、花。
あづま太鼓、摂社・末社をめぐるスタンプラリー、ヨーヨー、金魚つりなど、楽しいイベントも盛りだくさんの楽しいお祭りでした
あづま太鼓は迫力満点!すぐそばには屋台があり、焼きそばのいい匂いが
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
公式サイトで、被爆桜(ひばくざくら)を紹介しました
№51安田学園のソメイヨシノ
↓
http://rieko-sugihara.com/photo_essay/j_tree/hiroshima/51_Sakura%20inYasuda%20Gakuen.html
大切なことが書かれた紹介文です。ぜひご一読ください。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
公式サイト「日本ご神木巡礼」アップしました
「氷川の三本スギ」 (写真)
▽樹齢:約700年
▽樹高:約50m/幹周り:約7.5m
▽所在地:東京都西多摩郡奥多摩町氷川178 奥氷川神社
※東京都指定天然記念物
「宇津貫・熊野神社のラッパイチョウ」
▽樹齢:約100年(正確には不明)
▽樹高:約25m/幹周り:約2.12m
▽所在地:東京都八王子市宇津貫町
宇津貫(うつぬき)熊野神社
↓くわしくはこちらをご覧ください。
公式サイト・都道府県地図より<東京>をクリック
http://rieko-sugihara.com/photo_essay/j_tree/tokyo/
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
新しい出会いがありました。昨年末から月1回、上毛新聞で記事を書かせていただくようになり、読者の方からご連絡をいただき、お目にかかることになったのです。
とても気さくで楽しいご夫妻でした ほっ。
ご自宅でおしゃべりしたあと、前橋市内の「戦災を生きのびた木」のある場所をご案内してくさいました。
その1本が「熊野神社のケヤキ」(上写真)。看板には「欅和合(つきのきわごう)」。ここは小さな神社ですが、サッカーチーム・ザスパ草津の皆さんが試合前にお参りに来る神社です。
傷あとはそれほど激しくありませんが、幹の途中から変わった形で枝が伸びています。前橋空襲による火災で焼けたか折れたかしたあと、芽を出して伸びたため、不自然な形になった可能性があります。定かではありません。
次はこちら、前橋八幡宮のイチョウ。推定樹齢300年。幹には火災で焼かれたようなヤケドあとが残っていました。それでも痛々しい感じはぜず、威風堂々という言葉がぴったりの大きなイチョウです。幹からは次々と、老樹ならではの乳柱(ちちゅう)が出ています。
。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
【長崎 五島・ご神木巡礼2】
福江島 樫の浦のアコウ
DATA of TREE
▽樹種:アコウ(クワ科・常緑高木)
▽学名:Ficus superba
▽樹齢:不明
▽樹高:約10m/根周り:約15m
▽県指定天然記念物(昭和27年2月13日指定)
▽所在地:長崎県五島市平蔵町1570
ああ、木の中にとりこまれてしまう・・・
もしも、1人でここに来ていたら、私はこの木の一部となっていたでしょう。
木に寄りかかったまま、一歩も動けないで、ずずーっと気根に巻かれて、垂れ下がる気根と気根の間、その内側へ、奥深くへ、ぐいぐいと体が吸い込まれていくような・・・
長崎港からフェリーで福江島へ。港から車で約20分ほど。小さな港のすぐそばを山のほうへと進むと、まさに“神宿る”存在として立っています。
神さまの木、アコウ。この木と出会うために、ご神木や巨樹を巡ってきたような・・・気がしています。
※詳細をホームページにアップしました。
周辺の教会巡りのことなども書いています。
どうぞ、ご覧ください。
http://rieko-sugihara.com/photo_essay/j_tree/nagasaki/20171228_ficus_inNagasaki.html
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
奈良尾神社のあこう樹(クワ科・常緑高木)
▼樹齢約650年(国指定天然記念物)
▼樹高:25m 幹周り:12m
▼所在地:長崎県・新上五島町奈良尾郷333(五島の1つ)
このあこうの下、くぐりたかった!
11月中旬、長崎市からちょっと足を延ばして、五島の1つ、新上五島(しんかみごとう)へ。
奈良尾港から徒歩15分ほど、「奈良尾神社」の石造りの鳥居をくぐると、また鳥居!?
あこうの根が二股に分かれ、その根と根との間を通って境内に入るようになっています。
樹齢650年以上の大樹、おそらく鳥居が立つ前からこの木は立っていたでしょう。この木の下をくぐった人は“長生きできる”と言われています。以前から本では知っていた憧れのご神木。やっと、くぐることができました。
この木のそばに2時間くらいいたでしょうか。途中、宮司さんがお茶を出してくださって、嬉しくて
境内に立つイチョウのご神木も今がいちばん美しい時期。「ぜひ、イチョウも見て行ってください!」と言われて、境内にあるベンチに座っておしゃべり。金色の葉がはらはらと舞う中、いただいたお茶は、宮司さんの気持ちも嬉しく、心も体もほっとあたたまる時間でした。
本殿で、夫が奉納剣武をさせていただきました。
私はあこうの木の下で、奉納演武「天真一法」の型をしました(上写真)。あこうのエネルギーをカラダいっぱいに受けて、確かに長生きの力をいただいたみたいです
木の洞(うろ)にぽこんとはまって、ひとねむり
あこう樹、全体はこんなにもこもこの樹冠です。
奈良尾港から徒歩15~20分。ところどころに、「あこう樹➡」の看板があるので、迷わずに行けますよ
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント