香水を天然香料だけで創ることができるって、知っていますか?
この日、私が最初に創りたいなと思ったのは、スズランの香り。
スズランって、じつは毒草…。
可愛いらしい姿に、毒を秘めた香りに心惹かれてしまうのです。
そう、あの有名なクリスチャン・ディオールの『ディオリッシモ』。これも天然香料だけで創れてしまうのですよ。
ローズウッド、イランイラン、ジャスミンといったアロマ好きにはポピュラーな精油を使って。そして、スズランの精油を少し。
教えてくださったのは、アロマ&ハーバルセラピストの関野朋子さん。
とても美しい方です。
香りの相談をいろいろしながら、最終的には朋子さんから、私に似合いそう…と勧めていただいた、ラルチザン パフュームの『SAFRAN TROUBLAN サフラン トルブラン』を創りました。
サフランの花ことばは“快楽”。
「サフランとバニラの官能的なブレンドです。ラストに香るバラとサンダルウッドがミステリアスに香ります」と朋子さん。
あたたかく、女らしく、妖艶すぎないスパイシーな香り。身にまとうと、サフランは女性の体をあたためてもくれるのですよ。
天然精油を一滴一滴、無水エタノールの中に少しずつ加えていきました。
精油の種類によっては、竹串の先にちょびっとだけつけるという微妙な量を、ドキドキしながら入れました。
レシピどおりに精油をひと通り入れたあとで、バニラをほんの少しプラスして、私だけの『サフラン トルブラン』ができました。
とても気にいっています。
創ってから3日くらい経つのだけど、ニュアンスが少し変わってきたみたい。
市販の香水は一定した香りだけれど、時が経つにつれて、香りが徐々に変化していくのも、天然香料ならではの楽しみですね。
朋子さんとは、この春、静岡での「古代ケルト聖なる樹の教え」セミナーを主催してくださって以来のおつき合い。
久しぶりにお会いして、朋子さんには香水創りを教えていただき、
私からは、ルーン・セッション。とても幸せな時間を過ごしたのでした。
嬉しい再会に、ありがとう。
★香水教室のお問合せ:関野朋子さん主宰のKonohanaナチュラルセラピースクール(静岡市鷹匠)http://homepage1.nifty.com/konohana/
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